ソクタ
範囲が広くて、どこから手をつければいいか分からない…そんな経験ありませんか?じつは測量士補は、出る要点が分野ごとにほぼ決まっています。「毎年出る鉄板テーマ」から押さえれば、効率よく合格点に届きます。
この記事の要点
測量士補は全28問。出題は法規・基準点/GNSS・水準・地形・写真/点群・地図/GIS・応用の7分野に分かれ、各分野でほぼ毎年出る要点が決まっています。本記事は分野別に頻出要点をマップ化し、それぞれ用語解説と令和2〜8年の過去問へリンクでつなぎました。「要点 → 解説 → 過去問」を一気にたどれます。
使い方は単純です。気になる分野で要点名と「出た年度」を確認し、用語解説で考え方を固め、過去問リンクで実際の問題に当たる。この順でたどると、頻出テーマだけを最短でつぶせます。
各分野をまるごと解きたいときは、分野別の過去問一覧(年度横断)も用意しています。
法規は出題パターンが安定していて、得点源にしやすい分野です。
測量法の規定【毎年・No.1】 測量の定義・基本測量と公共測量の区別など。測量法の目的/作業規程の準則。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
測量作業機関の対応【毎年・No.2】 計画機関・作業機関の役割や手続き。計画機関と作業機関。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
三角形の計算(余弦・正弦・ラジアン・最確値)【毎年・No.3】 計算問題が必ず1問。正弦定理・余弦定理/ラジアン/最確値・標準偏差。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
地球の形状・測量の基準【毎年・No.4】 ジオイド・準拠楕円体・位置の基準。楕円体高・標高・ジオイド高。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
TS・基準点観測の誤差【頻出】 視準軸・水平軸・鉛直軸の区別が核心。水平角観測の誤差。
出た過去問:R3 No.7/R6 No.7/R8 No.5
GNSS基線ベクトルの計算【頻出】 成分から斜距離・座標差を出す計算。基線解析。
出た過去問:R3 No.8/R4 No.9/R5 No.9/R8 No.9
セミ・ダイナミック補正【頻出】 元期と今期・地殻変動の補正。セミ・ダイナミック補正。
出た過去問:R2 No.9/R3 No.9/R6 No.8/R7 No.9
標尺補正の計算【頻出】 尺定数と温度膨張・符号の扱い。標尺補正。
出た過去問:R2 No.13/R3 No.12/R6 No.12/R7 No.12
再測区間の判定【頻出】 往復差・較差と許容範囲の比較。往復観測と較差。
出た過去問:R2 No.11/R5 No.13/R8 No.12
標高の最確値・誤差【ほぼ毎年】 重み付き平均や誤差の知識。水準測量の誤差。
出た過去問:R3 No.13/R4 No.12/R2 No.12
等高線交点間の水平距離【頻出】 傾斜一定の比例配分+縮尺換算。等高線交点間の水平距離。
出た過去問:R2 No.14/R5 No.14/R6 No.15/R7 No.13
細部測量の水平位置誤差【頻出】 位置誤差=距離×角度(ラジアン)。細部測量の水平位置誤差。
出た過去問:R4 No.15/R5 No.15/R8 No.14
等高線による地形表現【頻出】 尾根・谷・傾斜の読み取り。等高線が密/疎。
出た過去問:R4 No.14/R6 No.14/R8 No.15
現地測量・数値地形図データ【ほぼ毎年】 作業手順や用語の穴埋め。地形測量と地図編集。
出た過去問(現地測量):R2 No.15/R3 No.14/R7 No.14 / (数値地形図):R3 No.15/R6 No.13/R8 No.13
空中写真測量の特徴【毎年】 撮影・標定・実体視の知識。写真測量と地形測量/実体視。
出た過去問:R3 No.17/R4 No.20/R6 No.17/R8 No.17
撮影高度・地上画素寸法の計算【頻出】 縮尺・対地高度・GSD。地上画素寸法(GSD)。
出た過去問:R3 No.18/R5 No.17/R7 No.17
UAV測量・航空レーザ測量と欠測率【毎年】 UAV≠必ずレーザ/欠測率は水部を分母から除く。UAVと地上レーザ/欠測率。
出た過去問(UAV):R2 No.18/R4 No.18/R5 No.19/R8 No.18 / (欠測率):R4 No.17/R6 No.19/R8 No.20
地理院地図の読図・経緯度【ほぼ毎年】 地図記号・経緯度の読み取り。地理院地図。
出た過去問:R2 No.21/R3 No.21/R4 No.21/R5 No.21/R6 No.21/R7 No.21
地図投影法・座標系【毎年・No.22】 UTM・平面直角・正角/正積。地図投影法。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
地図編集の原則・転位【毎年・No.23】 転位の優先順位・総描。地図記号と注記。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
GIS・基盤地図情報【毎年・No.24前後】 ベクタ/ラスタ・基盤地図情報。ラスタとベクタ/基盤地図情報。
出た過去問(GIS):R2 No.24/R5 No.24/R7 No.24/R8 No.24 / (基盤地図情報):R6 No.24
路線測量【毎年】 作業工程・IP・中心線。路線測量/IP点。
出た過去問:R3 No.25/R4 No.26/R5 No.26/R6 No.25/R7 No.25/R8 No.25
円曲線の路線長計算【毎年】 CL=R×I(ラジアン)など。円曲線。
出た過去問:R3 No.26/R4 No.25/R5 No.25/R6 No.26/R7 No.26/R8 No.26
土地面積の計算(座標法ほか)【毎年】 座標法・三角形・面積調整。座標法による面積。
出た過去問:R2 No.27/R3 No.27/R4 No.27/R5 No.27/R7 No.27/R8 No.27
河川測量【毎年・No.28】 横断測量・距離標・水準基標。河川測量。
出た過去問:R2/R3/R4/R5/R6/R7/R8
問題:法規分野(No.1〜4)は、毎年ほぼ同じ4テーマ(測量法・作業機関・三角形計算・測量の基準)から出題される。
〇か×か。
答え:〇
令和2〜8年を通して、No.1〜4の要点はほぼ固定です。得点源にしやすい分野です。
問題:河川測量は、近年ほとんど出題されていない。
〇か×か。
答え:×
河川測量はNo.28で毎年出ている鉄板テーマです。横断測量・距離標などを押さえましょう。
問題:円曲線の路線長や座標法の面積など、応用分野の計算は出題が安定している。
〇か×か。
答え:〇
応用(No.25〜28)は計算問題が複数。円曲線・面積は型が決まっているので、練習すれば確実に取れます。
今回は測量士補の頻出要点を分野別にマップ化し、用語解説と過去問へのリンクで整理しました。
範囲は広くても、出る要点は分野ごとにほぼ決まっています。【毎年】の鉄板テーマから固め、用語解説で考え方を理解し、過去問で言い回しと数値に慣れる。この順で進めれば、効率よく合格点に届きます。
計算・正誤の対策記事や、年度別の過去問解説もあわせて活用してください。
参考法令・規格
※ この記事の確認日:2026年6月
使い方|ソクタの一言
【毎年】タグのテーマは、出るのが分かっている問題です。まずここを確実に取れるようにすると、合格点(おおむね6割強)が見えてきます。
計算問題(No.3・基線ベクトル・標尺補正・等高線交点・細部測量・撮影高度・円曲線・面積)は頻出計算パターン、正誤問題の引っかけは頻出ひっかけ総まとめとあわせて使うと、要点→型→過去問が一直線につながります。