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令和8年 測量士補 No.20 解説|グリッドデータの欠測率計算

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問題

公共測量における航空レーザ測量により、格子間隔1mのグリッドデータを作成したい。図20は、作成するグリッドデータの格子及び航空レーザ測量で得られたオリジナルデータの一部を示したものであり、範囲内に86点取得している。この範囲における欠測率は幾らか。最も近いものを次の1〜5の中から選べ。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。

図20 1m間隔の格子・航空レーザ測量のオリジナルデータ(点)・水部(斜線)の配置図。凡例付き
図20 出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和8年測量士補試験問題集 No.20)
  1. 4 %
  2. 5 %
  3. 12 %
  4. 14 %
  5. 19 %

正解:2

欠測率の計算方法

欠測率(%)= 欠測格子点数 ÷ (全格子点数 − 水部格子点数) × 100

この問題は図20の格子点を数え上げて計算するタイプです。本文に与えられているのは「取得点数86点」のみで、全格子点数・水部格子点数は図から数えます。手順は次のとおりです。

  1. 格子の交点をすべて数える(=全格子点数)。
  2. 水部(河川・湖沼)に入っている格子点を数えて除く(=陸部格子点数)。
  3. 陸部格子点数 − 取得点数(86) = 欠測格子点数。
  4. 欠測格子点数 ÷ 陸部格子点数 × 100 = 欠測率。

計算の流れ

たとえば全格子点数120点・水部20点なら、陸部=120−20=100点。取得が92点なら欠測=100−92=8点。欠測率=8 ÷ 100 × 100 = 8%、という手順で求めます。

本問の正答は選択肢2(5%)です。

欠測率の概念

  • 全格子点数:対象範囲内の格子交点の総数
  • 水部格子点数:河川・湖沼などの水部に含まれる格子点(測定対象外)
  • 陸上格子点数 = 全格子点数 − 水部格子点数
  • 欠測格子点数 = 陸上格子点数 − 取得格子点数(オリジナルデータで補間できた点数)

ポイントは「水部を分母から除く」こと。欠測率の分母は全格子点数ではなく、水部を除いた陸部格子点数です。ここを間違えると分母が大きくなり、欠測率を小さく見積もってしまいます。

欠測率の数え方を用語からおさらい(水部を分母から除く)

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この記事の編集・運営

初心者が学ぶ測量士補 編集部(ミツメラボ)

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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