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路線測量とは?中心線測量との関係

ソクタ

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「路線測量」で道路を測るといっても、具体的に何をするのかイメージできますか?中心線測量から竣工測量まで、路線測量の流れをここで整理します。

この記事の要点

路線測量とは、道路・鉄道などの路線を建設するために行う一連の測量です。中心線測量・縦断測量・横断測量・用地測量の流れと測量士補試験での問われ方を整理します。

路線測量は道路や鉄道を建設するための一連の測量で、中心線測量・縦断測量・横断測量・用地測量の4工程から成ります。

ここでは路線測量の全体像・中心線測量との関係・試験での問われ方を整理します。

路線測量とは、道路・鉄道・水路などの線状構造物を建設するために行う、一連の測量作業の総称です。

路線測量という言葉は「ひとつの測量手法」ではなく、複数の測量工程をまとめた概念です。

そのため試験では、路線測量に含まれる各工程の名前と順序が問われます。

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簡単に言えば、道路・鉄道・用水路などの建設のために行う一連の測量のことです。計画測量→中心線測量→縦断・横断測量→用地測量という順で進みます。

路線測量の意味と定義

路線測量は、新しい道路や鉄道を建設する際に、計画した路線を現地に落とし込み、必要な情報を取得するための一連の測量です。

建設の計画段階から用地取得まで、広い範囲をカバーします。

大きく分けると、次の4工程から構成されます。

中心線測量(第1工程)

路線の中心線を現地に設置します。IP点・BC点・EC点を設置し、後続工程の基準になります。

縦断測量(第2工程)

中心線に沿って標高高低差)を測定します。縦断図の作成と勾配設計に使います。

横断測量(第3工程)

中心線と直角方向の断面形状を測定します。横断図の作成と土量計算の基礎データになります。

用地測量(第4工程)

工事に必要な土地の境界・面積を確定します。路線測量の最終工程です。

路線測量における中心線測量の位置づけ

中心線測量は路線測量の最初に行う工程です。

路線測量の作業方法は、作業規程の準則(下図)の第5編第2章に規定されています。

作業規程の準則 第5編 応用測量 第2章 路線測量 要旨
出所:国土交通省「公共測量 作業規程の準則」p.169 第5編 応用測量 第2章 路線測量(第636条)

設計図上の路線を現地の地形に合わせて実際に設置します。

この工程で路線上の重要な点(IP点・BC点・EC点など)が決まり、後続の縦断・横断測量の基準になります。

中心線測量が完了しないと、縦断測量も横断測量も開始できません。

「路線測量の基点を作る作業」と理解すると覚えやすいです。

路線測量と中心線測量の違い

試験では「路線測量」と「中心線測量」を同じものとして扱う誤りが多いです。

両者の違いを整理します。

項目 路線測量 中心線測量
意味 路線建設に必要な一連の測量全体 路線の中心線を現地に設置する測量
位置づけ 複数工程を含む総称 路線測量の第1工程
試験ポイント 全体の流れと各工程の順序 IP点・BC点・EC点の設置が主な作業

「路線測量=中心線測量」ではなく、「路線測量の中に中心線測量が含まれる」という包含関係です。

試験で問われやすいポイント

令和3年第25問(応用測量:路線測量の正誤)では、路線測量の各工程について正誤を問う問題が出題されています。横断測量に関する選択肢として「横断方向に引照点杭を設置する」が誤りで、正しくは「見通杭を設置する」となっています(引照点杭は後で杭を復元するために使うもの)。

「中心線測量→縦断測量→横断測量→用地測量」の順序と、縦断測量は高低差データ・横断測量は断面形状データを得る測量であることをセットで覚えておきましょう。

混同しやすい用語

路線測量 ↔ 中心線測量

路線測量は複数工程の総称、中心線測量はそのうちの第1工程。

「路線測量をする=中心線測量をする」ではない。

路線測量 ↔ 縦断測量

縦断測量は路線測量の一部(第2工程)。

路線の標高データを取得するために行い、路線全体と同義ではない。

試験での問われ方|ソクタの一言

「路線測量に含まれない測量はどれか」という選択問題が出ることがあります。

路線測量の4工程(中心線・縦断・横断・用地)をセットで覚えておくと、選択肢の誤りを見抜けます。

各工程が「何のため」の測量かを結びつけて覚えると、応用問題にも対応できます。

一問一答

問題:路線測量とは、路線の中心線を現地に設置するだけの測量である。

〇か×か。

答え:×

路線測量は中心線測量・縦断測量・横断測量・用地測量を含む一連の測量の総称であり、中心線設置だけを指すわけではありません。

問題:路線測量では、縦断測量の前に中心線測量を行う。

〇か×か。

答え:

中心線測量で路線の基点を設置してから、縦断測量で標高を測定します。工程の順序は「中心線→縦断→横断→用地」です。

問題:横断測量は路線の進行方向に沿って高低差を測定する測量である。

〇か×か。

答え:×

路線の進行方向の高低差を測るのは縦断測量です。横断測量は路線と直角方向の断面形状を測定します。

まとめ

今回は路線測量について説明しました。

路線測量は道路・鉄道建設のための一連の測量で、中心線測量・縦断測量・横断測量・用地測量の4工程から成ります。

中心線測量は最初の工程であり、路線測量全体とは別物です。

試験では工程の順序と各工程の目的をセットで覚えることが重要です。

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参考法令・規格

  • 測量法(昭和24年法律第188号)
  • 公共測量作業規程の準則(国土交通省)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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