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令和3年 測量士補 No.2 解説|測量作業機関の対応(正誤問題)

公共測量を実施する測量作業機関の対応について、a〜eの記述から「明らかに間違っているものだけの組合せ」を選ぶ問題です。

問題

次のa〜eの文は、公共測量を実施するに当たっての測量作業機関の対応について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。

a.現地作業に当たり、作業員の安全及び衛生に配慮して作業を行った。
b.基本測量の測量成果を国土地理院のウェブサイトから印刷して入手し、国土地理院の長の承認を得ずに、そのまま公共測量に使用した。
c.測量士補は、測量士の作製した計画に従って測量に従事した。
d.GNSS測量機を用いた観測において、作業規程の準則に定める観測方法・使用衛星数等に従って観測した。
e.測量計画機関から貸与された空中写真を、契約外の別の業務のために無断で複写して使用した。

  1. a,b
  2. a,c
  3. b,e
  4. c,d
  5. d,e

正解:3(b・eが誤り)

記述bと記述eに誤りがあります。

各記述の正誤と解説

記述 正誤 解説
a. 作業員の安全及び衛生に配慮した。 ○(正しい) 安全管理は作業機関の基本的な責務。正しい。
b. 基本測量成果を承認を得ずにそのまま公共測量に使用した。 ×(誤り) 基本測量の測量成果を使用するには、原則として国土地理院の長の承認が必要(測量法第30条)。承認なしで使用するのは誤り。
c. 測量士補は測量士の計画に従って従事した。 ○(正しい) 計画の作製は測量士、測量士補はそれに従って従事する。正しい。
d. 準則の観測方法・衛星数に従って観測した。 ○(正しい) 作業規程の準則に従う対応は適切。正しい。
e. 貸与された空中写真を契約外業務に無断で複写・使用した。 ×(誤り) 貸与物を無断で複写し契約外に使用するのは不適切。承諾を得ずに目的外使用してはならない。誤り。

試験で押さえるポイント

基本測量成果の使用には国土地理院の長の承認が必要。また貸与資料の目的外・無断使用は不可。「承認・許可なしで使ってよい」とする選択肢は誤りと判断できます。

一問一答

問題:基本測量の測量成果を公共測量に使用するとき、原則として誰の何が必要か。

答え:国土地理院の長の承認が必要(測量法第30条)。

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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