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作業規程の準則とは?測量士補試験で見るポイント

ソクタ

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「作業規程の準則」という言葉、試験に出てくるけど何を定めているのかわかりますか?準則の位置づけと試験での出題ポイントをここで押さえましょう。

この記事の要点

作業規程の準則とは何かを測量士補試験の視点で整理します。国土交通大臣が定める公共測量の技術基準であり、測量の種類・精度・手順の基準が定められています。

測量士補の法規分野を勉強していると「作業規程の準則」という言葉が出てきます。

ここでは準則がどういうもので、試験でどの角度から問われるかを整理します。

作業規程の準則とは、国土交通大臣が定める公共測量の技術基準で、測量の種類・精度・機材・作業手順などを定めたものです。

公共測量を実施する際は、この準則に従って作業計画を立てる必要があります。

測量士補試験では、準則が「何を定めているか」「どの測量に適用されるか」という問題がよく出ます。

また、準則は改定されることがあり、古い問題と現行の内容が異なる場合があるため、学習時には注意が必要です。

過去問と準則の関係については、下記も参考になります。

過去問と作業規程の準則の関係は?古い問題で注意する点

測量法規の記事一覧

一言でいうと、公共測量の技術基準となる「公共測量作業規程の準則」の話です。国土交通省が定めており、作業方法・精度・成果物の形式などが細かく規定されています。

作業規程の準則の定義と根拠

作業規程の準則は測量法第34条に根拠を持ちます。

作業規程の準則の本文(下図)は国土交通大臣が定め、公共測量の作業基準として使われます。

作業規程の準則 第2編 基準点測量 第1章 通則
出所:国土交通省「公共測量 作業規程の準則」p.13 第2編 基準点測量 第1章 通則(準則本文)

国土交通大臣が公共測量の技術基準として定め、測量計画機関や作業機関はこれに従って測量を実施する義務があります。

準則は測量の種類ごとに測量方法・機材の仕様・精度の基準・成果品の形式などを定めています。

具体的な数値基準については、最新の作業規程の準則で確認してください。

準則は定期的に改定されます。

改定のたびに測量技術の進歩や法令の改正が反映されるため、学習に使う資料が最新版かどうかを確認することが大切です。

測量法との関係と試験での位置づけ

測量法は測量の実施主体・手続き・資格・罰則などを定める法律で、作業規程の準則はその技術的な内容を具体的に規定するものです。

法律と技術基準は別のドキュメントですが、試験では「測量法に規定されているか、準則に規定されているか」を問う問題が作られることがあります。

測量士補試験の法規分野では、「作業規程の準則は公共測量に適用される」という命題が基本前提として使われます。

基本測量には別の基準が適用されることも合わせて確認してください。

作業規程の準則と測量法の違い

準則と測量法はどちらも公共測量に関係しますが、性質が異なります。

試験問題では「根拠が法律か準則か」を問う形で出ることがあります。

項目 測量法 作業規程の準則
性質 法律(国会が制定) 技術基準(国土交通大臣が制定)
適用対象 基本測量・公共測量・その他の測量 公共測量
主な内容 実施主体・資格・手続き・罰則など 測量の種類・精度・機材・手順など
試験での出方 定義・手続き・資格の規定として問われる 技術基準・精度の根拠として問われる

「作業規程の準則は法律である」という記述は誤りです。準則は国土交通大臣が定める技術基準であり、法律そのものではありません。この区別は試験でよく問われます。

試験で問われやすいポイント

令和6年第1問(法規)では、「測量計画機関は公共測量に関し作業規程を定め、あらかじめ国土地理院の長の承認を得なければならない」という選択肢が誤りとして出題されています。正しくは「国土交通大臣の承認」です(測量法第33条)。

「準則を定めるのは国土交通大臣(第34条)・作業規程の承認も国土交通大臣(第33条)」という共通点を軸に、「国土地理院の長」と「国土交通大臣」の区別を整理しておきましょう。

混同しやすい用語

作業規程の準則 と 測量法

どちらも測量に関する規定ですが、測量法は国会が制定した法律、作業規程の準則は国土交通大臣が定める技術基準です。

「法律に定められているか、準則に定められているか」という問い方に注意してください。

基本測量用の基準 と 公共測量用の準則

作業規程の準則は公共測量に適用されます。

基本測量には国土地理院が別途定める基準が適用されます。

「準則=公共測量の技術基準」という対応を意識しておいてください。

試験での問われ方|ソクタの一言

「作業規程の準則は国土交通大臣が定める」「公共測量に適用される」の2点はほぼ毎回どこかの問題の前提として使われます。

また準則は改定されるため、古い過去問の数値や手順が現行の準則と異なる場合があります。

試験勉強では「準則の構造と目的」を理解することを優先し、具体的な数値は最新版で確認する姿勢が有効です。

一問一答

問題:作業規程の準則は、国土交通大臣が定める公共測量の技術基準である。

○か×か。

答え:

作業規程の準則は測量法第34条に根拠を持ち、国土交通大臣が制定する公共測量の技術基準です。

問題:作業規程の準則は基本測量にも公共測量にも適用される。

○か×か。

答え:×

作業規程の準則は公共測量に適用されます。基本測量には別の基準が適用されます。

問題:作業規程の準則は法律であり、国会が制定したものである。

○か×か。

答え:×

作業規程の準則は法律ではなく、国土交通大臣が定める技術基準です。測量法とは異なる性質の文書です。

まとめ

今回は作業規程の準則について説明しました。

作業規程の準則は国土交通大臣が定める公共測量の技術基準で、測量の種類・精度・機材・手順などを規定しています。

測量法(法律)とは別のドキュメントである点、公共測量にのみ適用される点を整理しておいてください。

過去問と準則の改定の関係については、下記で詳しく確認してください。

過去問と作業規程の準則の関係は?古い問題で注意する点

測量法規の記事一覧

参考法令・規格

  • 測量法(昭和24年法律第188号)
  • 測量法施行令・測量法施行規則
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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