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GNSS測量で得た基線ベクトル(地心直交座標系の成分)から、基準点間の斜距離を求める計算問題です。差分をとって三平方の定理で距離を求めます。
GNSS測量により基準点Aから基準点B、及び基準点Aから基準点Cの基線ベクトルを測定し、表8のとおり地心直交座標系の成分(ΔX、ΔY、ΔZ)を得た。このとき、基準点Cから基準点Bまでの斜距離は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
表8 基線ベクトル成分(地心直交座標系)
| 区間 | ΔX | ΔY | ΔZ |
|---|---|---|---|
| A→B | +300.000 m | +100.000 m | −400.000 m |
| A→C | +100.000 m | −400.000 m | −200.000 m |
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和3年測量士補試験問題集 No.8)
手順①:基線CBの成分を求める
基準点Aを共通の起点として、C→Bの成分は A→B と A→C の差で求まります。
ΔXCB = ΔXAB − ΔXAC = 300.000 − 100.000 = +200.000 m
ΔYCB = ΔYAB − ΔYAC = 100.000 − (−400.000) = +500.000 m
ΔZCB = ΔZAB − ΔZAC = −400.000 − (−200.000) = −200.000 m
手順②:斜距離を計算する
DCB = √( ΔXCB² + ΔYCB² + ΔZCB² )
= √( 200² + 500² + 200² ) = √( 40,000 + 250,000 + 40,000 )
= √330,000 = 約574.456 m
よって斜距離CBは約574.456m(選択肢2)になります。
独学でここまでの整理がきついと感じたら、講義で手順から補うのが近道です。
共通点(ここでは基準点A)を起点にした2つの基線ベクトルから別の基線を求めるときは、成分どうしを引き算するだけ。距離は成分の二乗和の平方根です。引き算の符号ミスに注意しましょう。
問題:基線ベクトルの成分(ΔX,ΔY,ΔZ)から斜距離を求める式は?
答え:D=√(ΔX²+ΔY²+ΔZ²)。
用語からおさらい:GNSS基線ベクトルの計算(成分の足し引き+斜距離)
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※ この記事の確認日:2026年6月
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正解:2(574.456m)
基線CBの成分を差分で求め、三平方の定理で斜距離を計算します。