ベクタデータとラスタデータに関する正誤問題(組合せ)です。
次のa〜eの文のうち、ラスタデータについて述べているものだけの組合せはどれか。次の1〜5の中から選べ。
a.地形、地物等について、座標値を持った点、線又は面で表現するため、正確な位置や形状を表すのに適している。
b.地図等を微小な格子状の画素(ピクセル)に分割し、画素ごとに輝度や色調などの情報を与えて表現することができる。
c.GISソフトウェアを用いて、ある行政区域内の特定の地物を抽出して、その数を求めることに適している。
d.GISソフトウェアで、ある地物を任意の倍率に拡大や縮小しても、地物を構成する線分の太さを変えずに表示することができる。
e.気温や降水量など、面的に連続して変化する事象を表すのに適している。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和7年測量士補試験問題集 No.24)
問題:ラスタデータとベクタデータの基本的な違いは何か。
答え:ラスタは画素(グリッド)、ベクタは座標値を持つ点・線・面で地物を表現する。
混同しやすい用語
ベクタデータ
点・線・ポリゴンの座標で地物を表現する形式。属性情報と結びつけやすい。
ラスタデータ
グリッド状のセルに属性値を格納する形式。衛星・航空写真・DEMなどがこれに当たる。
参考法令・規格
※ この記事の確認日:2026年5月
正解:4(b・eがラスタデータ)
ラスタデータについて述べている記述だけの組合せを選ぶ問題。
a:座標値を持つ点・線・面で表現 → ベクタデータ
b:格子状の画素(ピクセル)に分割し輝度や色調を与える → ラスタデータ ✓
c:特定地物の抽出・数を求める作業に適している → ベクタデータ
d:拡大縮小しても線の太さが変わらない → ベクタデータ
e:気温・降水量など面的に連続変化する事象の表現に適する → ラスタデータ ✓