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次の文の[ア]及び[イ]に入る数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の1〜5から選べ。なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
図3の三角形ABCは、辺ABの辺長が11m、辺BCの辺長が14m、辺CAの辺長が9mである。このとき、∠ABCの角度は余弦定理によりおよそ[ア]と求められ、三角形ABCの面積はおよそ[イ]である。
| ア(∠ABC) | イ(面積) | |
|---|---|---|
| 1 | 40° | 49.5 m² |
| 2 | 40° | 50.5 m² |
| 3 | 41° | 49.5 m² |
| 4 | 41° | 50.5 m² |
| 5 | 41° | 51.5 m² |
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和8年測量士補試験問題集 No.3)
余弦定理の公式:辺CA²(対辺)= AB² + BC² − 2×AB×BC×cos(∠ABC)
これを変形すると:
cos(∠ABC) = (AB² + BC² − CA²) / (2 × AB × BC)
= (11² + 14² − 9²) / (2 × 11 × 14)
= (121 + 196 − 81) / 308
= 236 / 308
≒ 0.76623
∠ABC = arccos(0.76623) ≒ 40°
関数表より cos40° = 0.76604 が最も近い値なので、∠ABC ≒ 40° と判断します。
面積 = (1/2) × AB × BC × sin(∠ABC)
= (1/2) × 11 × 14 × sin40°
= (1/2) × 154 × 0.64279
= 77 × 0.64279
≒ 49.5 m²
独学でここまでの整理がきついと感じたら、講義で手順から補うのが近道です。
余弦定理の公式は「どの角度を求めるか」によって使い方が変わります。
問題:三角形ABCで AB=11m、BC=14m、CA=9mのとき、cos(∠ABC)の値はいくらか。
答え:約0.766
(121+196-81)÷308 = 236÷308 ≒ 0.766。よって∠ABC ≒ 40°。
| 手順 | 式 | この問題での値 |
|---|---|---|
| ① 角度(余弦定理) | cos∠B=(AB²+BC²−CA²)/(2·AB·BC) | (121+196−81)/308≒0.766 → ∠B≒40° |
| ② 面積 | S = ½·AB·BC·sin∠B | ½×11×14×sin40°≒49.5 m² |
3辺が分かれば余弦定理で挟角を出し、そのsinで面積(½×2辺×挟角のsin)。座標が与えられる年は座標法(倍面積)に切り替えます。
次の3点は特に間違えやすいので注意。
| ミス | どう防ぐか |
|---|---|
| 対辺の取り違え | 余弦定理の左辺は求める角の対辺の二乗(∠Bなら対辺CA)。 |
| cosとsinの混同 | 角度は余弦定理(cos)、面積は2辺と挟角のsin。役割が違う。 |
| 挟角でない角で面積 | ½ab·sinC の C はa・bが挟む角。別の角のsinを使わない。 |
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※ この記事の確認日:2026年6月
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正解:1(∠ABC ≒ 40°、面積 ≒ 49.5 m²)