航空レーザ測深に関する語句補充問題です。
次のa〜cの文は、公共測量における航空レーザ測深について述べたものである。[ア]〜[ウ]に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の1〜5の中から選べ。
a.レーザ測距装置に用いられる[ア]の波長域のレーザ光は水面で反射しやすく、[イ]の波長域のレーザ光は水を透過して水底で反射しやすい。
b.水深は、[ア]及び[イ]の波長域のレーザ光が、それぞれ水面と水底で反射して戻る時間差から求める。
c.[イ]の波長域のレーザ光を用いた測深は[ウ]の影響を受けるため、あらかじめ透明度や濁度などを調査する必要がある。
| ア | イ | ウ | |
|---|---|---|---|
| 1 | 近赤外 | 緑色 | 水質 |
| 2 | 近赤外 | 緑色 | 地質 |
| 3 | 緑色 | 近赤外 | 水質 |
| 4 | 緑色 | 紫外 | 水質 |
| 5 | 緑色 | 紫外 | 地質 |
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和7年測量士補試験問題集 No.18)
問題:航空レーザ測深で水底反射に用いるレーザ波長は何色か。
答え:緑色(グリーンレーザ)。水中を透過しやすい特性を持つ。
混同しやすい用語
航空レーザー測深(ALB)
水上・陸上を同時計測できるレーザー測深。緑色レーザーが水中を透過して海底を計測する。
通常の航空レーザー測量
近赤外線レーザーを使用。水面下は計測できない。陸域の地形取得に使う。
参考法令・規格
※ この記事の確認日:2026年5月
正解:1(ア=近赤外・イ=緑色・ウ=水質)
航空レーザ測深システム(ALB)に使用する2種類のレーザ光の特性。
ア(水面で反射しやすい): 近赤外波長のレーザ → 水面測量に使用
イ(水中を透過・水底で反射): 緑色波長のレーザ → 水深測量に使用
ウ(測深に影響する要因): 水質(透明度・濁度)→ 濁った水では計測深度が浅くなる