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1級水準測量で、既知点間1.7km・最大視準距離45mのとき、往路に必要なレベルの最低設置回数(測点数)を求める計算問題です。
公共測量における1級水準測量を実施するに当たり、既知点間が1.7kmの平たんな路線において、最大視準距離を45mとして観測することとした。往路におけるレベルの設置回数(測点数)は最低何点になるか。次の1〜5の中から選べ。
ただし、全測点において視通や観測時の環境条件を考えずにレベルを設置できるものとする。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和6年測量士補試験問題集 No.10)
問題:1.7km・最大視準距離45mの往路で最低何点の設置が必要か。
答え:20点(1700÷90=18.9→切上げ19→測点数は偶数にするため20)
| 手順 | やること | この問題での値 |
|---|---|---|
| ① 1設置の距離 | 後視+前視=2×視準距離 | 2×45=90 m |
| ② 区間数(切上げ) | 路線長 ÷ 90、端数は切上げ | 1,700÷90=18.9→19 |
| ③ 測点数(偶数化) | 19を超える最小の偶数 | 20 点 |
測点数を偶数にするのは、2本の標尺を後視・前視で均等に使い、標尺の零点誤差を打ち消すためです。
次の3点は特に間違えやすいので注意。
| ミス | どう防ぐか |
|---|---|
| 偶数化を忘れる | 19のまま選ぶと誤り。測点数は偶数なので20。これが最大のひっかけ。 |
| 90mでなく45mで割る | 1設置は後視+前視で90m進む。45mで割ると約2倍(38・39)になり選択肢の罠にはまる。 |
| 端数の切り捨て | 18.9は切上げ19。切り捨てると距離が届かない。 |
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混同しやすい用語
観測距離
1往復(往路と復路)それぞれの片道距離。許容誤差の計算に使う。
路線長
観測路線の始点から終点(または閉合点)までの総距離。閉合差の許容値計算に使う。
参考法令・規格
※ この記事の確認日:2026年5月
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正解:3(20点)
最大視準距離45m → 1回の設置で前後それぞれ最大45m → 1セクション = 90m
1区間(1設置)=後視+前視=2×45=90m。1700 ÷ 90 = 18.9 → 切上げ 19
測点数(レベル設置回数)は標尺の零点誤差を消すため偶数にする → 19を超える最小の偶数 = 20点