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平成23年 測量士補 No.2 解説|公共測量における現地作業(倫理)

公共測量における現地での作業について、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。既知点の現況調査の時期がポイントです。

問題

次の文は、公共測量における現地での作業について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. 数値地形図データ作成の現地調査において、調査事項の接合は現地調査期間中に行い、整理の際に点検を行った。
  2. 山頂に埋設してある測量標の調査を行ったが、標石を発見できなかったため、掘り起こした土を埋め戻し、周囲を清掃した。
  3. 基準点測量において、周囲を柵で囲まれた土地に在る三角点を使用するため、作業開始前にその占有者に土地の立入りを通知した。
  4. 基準点測量において、既知点の現況調査を効率的に行うため、山頂に設置されている既知点については、その調査を観測時に行った。
  5. 局地的な大雨による増水事故が増えていることから、気象情報に注意しながら作業を進めた。

正解:4(既知点の現況調査は観測前に行う)

選択肢4が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1調査事項の接合・点検を現地調査期間中に行う。正しい。
2掘り起こした土を埋め戻し周囲を清掃。正しい。
3作業開始前に占有者へ立入りを通知。正しい。
4×既知点の現況調査は観測前(準備の段階)に行う。「観測時に行う」は不適切。
5増水事故に備え気象情報に注意。正しい。

試験で押さえるポイント

既知点の現況調査は観測前(選点・準備の段階)に済ませる。「効率化のため観測時にまとめて」行うのは不適切です。観測の前に既知点の状態を確認しておくのが原則です。

一問一答

問題:既知点の現況調査は、観測時に行ってよいか。

答え:観測前に行う。

準備(選点)の段階で済ませます。

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