水平角θを5回観測した結果から、最確値(平均値)に対する標準偏差を求める計算問題です。残差の二乗和から標準偏差を計算します。
点Aで点Bを基準方向として点C方向の水平角θを同じ精度で5回観測し、表4の結果を得た。水平角θの最確値に対する標準偏差は幾らか。観測値:150°00′07″、149°59′59″、149°59′56″、150°00′05″、150°00′13″。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成23年測量士補試験問題集 No.4)
まず平均値(最確値)を求め、各観測値の残差(観測値−平均)の二乗和を計算します。1観測の標準偏差σ=√(Σv²/(n−1))、最確値の標準偏差=σ÷√nです。150°00′00″からの差(秒)で計算します。
よって選択肢2(3.0″)です。
1観測の標準偏差σ=√(Σv²/(n−1))、最確値の標準偏差=σ÷√n。最確値(平均値)の標準偏差は1観測のσより小さくなります(√nで割るため)。残差は「観測値−平均値」で求めます。
問題:最確値(平均値)の標準偏差は、1観測の標準偏差をどう処理して求めるか。
答え:√n(観測回数の平方根)で割る。
観測回数が多いほど最確値の精度は上がります。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:2(3.0″)
1観測の標準偏差を√nで割って最確値の標準偏差を求めます。