水準点A〜Bの各区間で往復観測を行い、許容範囲2.5mm√Sと較差を比べて「再測すべき区間」を選ぶ計算問題です。
A〜(1)〜(2)〜(3)〜Bの各区間で1級水準測量の往復観測を行った。再測すべきと考えられる区間番号はどれか。許容範囲は2.5mm√S(Sは片道距離km)とする。各区間とも観測距離500 m。
①A〜(1):往+3.2249、復−3.2239
②(1)〜(2):往−5.6652、復+5.6655
③(2)〜(3):往−2.3569、復+2.3550
④(3)〜B:往+4.1023、復−4.1034
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成23年測量士補試験問題集 No.12)
往復観測値の較差=|往路+復路|(復路は符号が逆)。各区間とも500m(0.5km)なので許容範囲は同じです。較差と許容範囲を比べ、超えた区間を再測します。
許容を超えるのは③なので選択肢3です。
較差=|往+復|、許容=2.5mm√S(Sは片道km)。全区間500mなので許容は約1.77mm。③だけが較差1.9mmで許容を超え、再測対象です。小数第4位までの差をmmに直すミスに注意します。
問題:片道500mの区間の往復較差の許容範囲は何mmか(2.5mm√S)。
答え:約1.77 mm。
2.5×√0.5=2.5×0.7071≒1.77 mmです。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:3(③が許容を超える)
較差=|往+復|を、許容2.5mm√Sと比べます。