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平成23年 測量士補 No.8 解説|GPS基準点測量の作業

GPS測量機を用いた1級・2級基準点測量の作業内容について、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。観測点近傍への自動車駐車がポイントです。

問題

次の文は、GPS測量機を用いた1級及び2級基準点測量の作業内容について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. 作業計画の工程で、後続作業における利便性などを考慮して地形図上で新点の概略位置を決定し、平均計画図を作成した。
  2. 選点の工程で、現地に赴き新点を設置する予定位置の上空視界の状況確認などを行い、測量標の設置許可を得た上で新点の設置位置を確定し、選点図を作成した。さらに選点図に基づき、新点の精度などを考慮して平均図を作成した。
  3. 平均図に基づき、効率的な観測を行うための観測計画を立案し、観測図を作成した。観測図の作成では、異なるセッションの観測値を用いて環閉合差や重複辺の較差による点検が行えるように考慮した。
  4. 観測準備中にGPS測量機のバッテリー不良が判明したため、自動車を観測点の近傍に駐車させ、自動車から電源を確保して観測を行った。
  5. 観測後に点検計算を行ったところ、環閉合差について許容範囲を超過したため、再測を行った。

正解:4(自動車を観測点近傍に置くと電波障害の原因)

選択肢4が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1作業計画で概略位置決定・平均計画図作成。正しい。
2選点で上空視界確認・設置許可・選点図・平均図作成。正しい。
3観測図で環閉合差・重複辺較差の点検を考慮。正しい。
4×自動車を観測点の近傍に置くとマルチパスや電波障害の原因になる。観測点のそばに金属物(自動車)を置くのは不適切。
5環閉合差が許容超過なら再測。正しい。

試験で押さえるポイント

観測点の近くに自動車などの大きな金属物を置くと、マルチパスや電波障害の原因になる。電源を確保するにしても、観測点から離して駐車すべきです。GPS観測は周辺に反射物・障害物のない環境を選ぶのが基本です。

一問一答

問題:GPS観測で、観測点の近傍に自動車を駐車させてよいか。

答え:よくない。

マルチパスや電波障害の原因になるため離します。

基準点とは?

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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