公共測量を行う場合に留意しなければならないことについて、a〜eのうち「明らかに間違っているもの」が幾つあるかを数える問題です。各記述が適切か慎重に判断します。
次のa〜eの文は、公共測量を行う場合に留意しなければならないことについて述べたものである。明らかに間違っているものは幾つあるか。次の中から選べ。
a.局地的な大雨による増水による事故が増えていることから、気象情報に注意しながら作業を進めた。
b.基準点の設置完了後に、使用しなかった材料を撤去するとともに、作業区域の清掃を行った。
c.A市発注の空中写真測量の現地調査で土地に立ち入る必要があったので、あらかじめ占有者に立入りの通知をし、測量計画機関の発行する身分を示す証明書を携帯した。
d.測量計画機関から個人が特定できる情報を記載した資料を貸与されたことから、紛失しないよう厳重な管理体制の下で作業を行った。
e.B県発注の基準点測量で、C市が所有する土地に永久標識を設置するに当たり、建標承諾書をC市より得て新点を設置した。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成26年測量士補試験問題集 No.2)
| 記述 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| a | ○ | 増水事故に備え気象情報に注意。適切。 |
| b | ○ | 設置後に未使用材料を撤去・清掃。適切。 |
| c | ○ | 占有者に通知し身分を示す証明書を携帯。適切。 |
| d | ○ | 個人情報を厳重管理。適切。 |
| e | ○ | 土地所有者から建標承諾書を得て新点設置。適切。 |
間違いは0なので、選択肢1です。
留意事項の問題は、「許可・通知・承諾を得る」「個人情報を守る」「安全に配慮する」が基本。土地に立ち入る前の占有者への通知、永久標識設置時の建標承諾書など、手続きを正しく踏んでいれば適切と判断します。
問題:他人の土地に永久標識を設置するとき、土地所有者から何を得るか。
答え:建標承諾書。
承諾を得てから新点を設置します。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:1(間違っているものは1つもない)
a〜eはすべて適切な対応です。