器高式の縦断測量観測手簿の空欄ア(器械高)・イ(補正量)・ウ(決定標高)を求める計算問題です。後視で器械高、前視で標高を求めます。
器高式による直接水準測量の縦断測量観測手簿で、BM1・BM2を既知点として閉合差を補正し標高及び器械高を決定している。表中のア(No.1の器械高)、イ(No.1の補正量)、ウ(No.1の決定標高)に当てはまる値の正しい組合せを選べ。BM1:決定標高80.275、後視1.308、器械高81.583。No.1:後視0.841、前視1.043。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成26年測量士補試験問題集 No.26)
器高式では「器械高=標高+後視」「次の点の標高=器械高−前視」。BM1の器械高からNo.1の標高を求め、No.1の後視を足して器械高(ア)を出します。補正量(イ)は閉合差を距離で配分した値です。
よって組合せは選択肢1です。
器械高=標高+後視、次点の標高=器械高−前視。閉合差の補正は距離に応じて累積するため、起点に近いNo.1ではまだ0で、後の点(No.2+5m以降)で+1mmが現れます。器高式の計算は「後視で上げ、前視で下げる」が基本です。
問題:器高式で、ある点の標高はどう求めるか。
答え:器械高−前視。
器械高は「標高+後視」で求めます。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:1(ア81.381/イ0/ウ80.540)
前視で標高、後視で器械高を求めます。