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平成25年 測量士補 No.23 解説|地理情報システム(GIS)

地理情報システム(GIS)でできることについて、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。画像から抽出できないデータがポイントです。

問題

次の文は、地理空間情報をGISで処理することによってできることについて述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. ネットワーク化された道路中心線データを利用し、火災現場の住所を入力することで、消防署から火災現場までの最短ルートを表示し到達時間を計算するシステムを構築する。
  2. 交通施設・観光施設・公共施設などの情報と地図データを組み合わせ、施設の名称や住所により指定した場所の周辺案内ができるシステムを構築する。
  3. 避難所・道路・河川・標高などのデータを重ね合わせ、洪水の際により安全な避難経路を検討するシステムを構築する。
  4. デジタル航空カメラで撮影された画像から市町村の行政界を抽出し、市町村合併の変遷を視覚化するシステムを構築する。
  5. 地中に埋設されている下水管の位置・経路・埋設年・種類・口径などのデータを基盤地図情報に重ね合わせ、下水道を管理するシステムを構築する。

正解:4(行政界は画像から抽出できない)

選択肢4が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1道路中心線データで最短ルート・到達時間を計算。正しい。
2施設情報と地図で周辺案内。正しい。
3避難所・道路・河川・標高を重ね合わせ避難経路検討。正しい。
4×行政界は画像に写らない(地物として見えない)ため画像から抽出できない。属性データが必要。誤り。
5下水管データを基盤地図情報に重ね下水道管理。正しい。

試験で押さえるポイント

行政界は地表に見える地物ではないので、航空写真の画像からは自動抽出できない。行政界は別途の境界データ(属性情報)として与える必要があります。GISの「画像から抽出」系の選択肢は、対象が画像に写るかどうかで判断します。

一問一答

問題:市町村の行政界は、航空写真の画像から抽出できるか。

答え:できない。

行政界は画像に写らないため、別の境界データが必要です。

GISとは?

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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