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平成25年 測量士補 No.12 解説|視準距離の調整(水準)

1級水準測量で前視・後視の視準距離が不均等なとき、最も適切な処置を選ぶ問題です。前後視を等距離にすること、最大視準距離50mがポイントです。

問題

1級水準測量で、レベルで視準距離を確認したところ前視標尺までは53 m、後視標尺までは51 mであった。観測者として最も適切な処置はどれか。ただし、後視標尺は水準点標石に立っており動かさないものとする。

  1. そのまま観測する。
  2. 前視標尺をレベルの方向に2 m近づけ整置させる。
  3. レベルを前視方向に1 m移動し整置し、前視標尺をレベルの方向に3 m近づけ整置させる。
  4. レベルを前視方向に1 m移動し整置し、前視標尺をレベルの方向に2 m近づけ整置させる。
  5. レベルを後視方向に2 m移動し整置し、前視標尺をレベルの方向に6 m近づけ整置させる。

正解:5(前視・後視を等距離にし、かつ50m以内にする)

前後視を等距離にし、最大視準距離50mを超えないようにします。

解き方

視準線誤差を消すには前後視を等距離にする必要があります。さらに1級水準測量では最大視準距離が50mなので、等距離かつ50m以内になる処置を選びます。後視標尺は動かせないので、レベルと前視標尺を動かします。

選択肢5:レベルを後視方向に2m → 後視51−2=49 m、前視53+2=55 m
 さらに前視標尺をレベル方向に6m → 前視55−6=49 m
 前視49 m =後視49 m(等距離)かつ50 m以内 → 適切
(選択肢2は前視51m=後視51mで等距離だが、51 m>50 mで最大視準距離を超え不適切)

よって選択肢5です。

試験で押さえるポイント

前後視を等距離にする+1級は最大視準距離50m以内の2条件を同時に満たす必要があります。等距離にできても51mのように50mを超えると不適切。両条件を満たすのは選択肢5(49m=49m)だけです。

一問一答

問題:1級水準測量で、前後視を等距離にすれば視準距離は何mでもよいか。

答え:よくない(最大視準距離50m以内にする)。

等距離かつ50m以内が条件です。

視準距離とは?

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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