3つの既知点A・B・Cから新点Pの標高を求め、観測距離に応じた重み付き平均(最確値)を計算する問題です。水準測量の定番計算です。
既知点A、B及びCから新点Pの標高を求めるために水準測量を実施し、表の観測結果を得た。新点Pの標高の最確値は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
| 観測方向 | 観測距離(km) | 観測高低差(m) |
|---|---|---|
| A→P | 4 | +1.092 |
| B→P | 6 | +1.782 |
| P→C | 2 | +1.681 |
既知点の標高:A=31.432 m、B=30.739 m、C=34.214 m
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和元年測量士補試験問題集 No.13)
STEP1:各経路でPの標高を計算。方向に注意します(P→Cは「PからC」なので、C=P+1.681 → P=C−1.681)。
STEP2:重みは観測距離の逆数。距離4・6・2 kmの逆数 1/4:1/6:1/2 = 3:2:6。
よって選択肢4です。
重みは観測距離に反比例(=距離の逆数)。近い経路ほど信頼が高く重みが大きくなります。P→Cの向き(引き算)を間違えないことと、基準値からの差で計算すると桁が楽になります。
問題:標高の最確値を求めるとき、観測距離が長い経路の重みは大きいか小さいか。
答え:小さい(重み=距離の逆数)。
距離が長いほど誤差が大きく、信頼度=重みは小さくなります。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:4(32.528 m)
各経路でPの標高を出し、距離の逆数を重みに平均します。