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令和元年 測量士補 No.3 解説|ラジアン換算と正弦定理(計算問題)

aのラジアンから度分への換算と、bの三角形の辺の長さ(正弦定理)を求め、その組合せを選ぶ計算問題です。基本的な公式2つで確実に取れます。

問題

次のa及びbの各問の答えの組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。ただし、円周率π=3.142とする。

a.0.81〔rad〕(ラジアン)を度分に換算すると幾らか。
b.頂点A、B、Cを順に線分で結んだ三角形ABCで辺BC=6.00 m、∠BAC=110°、∠ABC=35°としたとき、辺ACの長さは幾らか。

ab
146°24′3.66 m
246°24′5.23 m
346°40′5.23 m
446°40′3.66 m
592°49′5.23 m

正解:1(a=46°24′、b=3.66 m)

aは度分換算、bは正弦定理で求めます。

a:ラジアンを度分に換算

ラジアン → 度は「× 180 ÷ π」で変換します。

0.81 ×(180 ÷ 3.142)= 0.81 × 57.288… = 46.40°
小数部 0.40° × 60 = 24′
よって 46°24′

b:正弦定理で辺ACを求める

まず残りの角を求めます。三角形の内角の和は180°なので、∠ACB=180°−110°−35°=35°。

辺ACの対角は∠ABC(=35°)、辺BCの対角は∠BAC(=110°)です。正弦定理を使います。

AC ÷ sin∠ABC = BC ÷ sin∠BAC
AC = BC × sin35° ÷ sin110°
  = 6.00 × 0.57358 ÷ 0.93969
  = 3.66 m

関数表より sin35°=0.57358、sin110°=sin70°=0.93969 を使います。

aが46°24′、bが3.66 mなので、組合せは選択肢1です。

試験で押さえるポイント

辺の対角を正しく選ぶのが正弦定理の急所です。「求めたい辺の向かい合う角」と「分かっている辺の向かい合う角」をペアにします。

sin110°は関数表に直接ないので、sin110°=sin(180°−110°)=sin70°と読み替えるのも頻出のポイントです。

一問一答

問題:正弦定理で辺ACの長さを求めるとき、ペアにする角はどれか。

答え:辺ACの対角(∠ABC)と、分かっている辺BCの対角(∠BAC)。

AC÷sin∠ABC=BC÷sin∠BACの形にします。

正弦定理と余弦定理の使い分けは?

ラジアンと度の換算は?

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