不等距離法でレベルの視準線を点検し、B位置で標尺Iの読定値を幾らに調整すればよいかを求める計算問題です。視準線誤差を距離比で補正します。
レベルの視準線を点検するため、A及びBの位置で観測し表12を得た。この結果から視準線を調整するとき、Bの位置において標尺Iの読定値を幾らに調整すればよいか。標尺I --15m-- A --15m-- 標尺II --3m-- B。読定値:Aの位置(標尺I=1.1987、標尺II=1.1506)、Bの位置(標尺I=1.2765、標尺II=1.2107)。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成24年測量士補試験問題集 No.12)
A位置は前後等距離(15m・15m)なので視準線誤差が消え、真の高低差が得られます。B位置(標尺I=33m、標尺II=3m)の観測差から誤差を求め、標尺I(遠い側)の読定値を補正します。
よって選択肢1(1.2570 m)です。
前後等距離のA位置では視準線誤差が消え、真の高低差が得られる。B位置の観測差との差が視準線誤差で、これを距離(33m)に応じて配分し、遠い標尺Iの読定値から引いて正しい値(横線が水平になる値)を求めます。
問題:レベルの視準線点検で、前後等距離の位置で得られるのは何か。
答え:真の高低差(視準線誤差が消えた値)。
不等距離の位置の観測差と比べて誤差を求めます。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:1(1.2570 m)
A位置で真の高低差を求め、B位置の視準線誤差を距離比で補正します。