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平成24年 測量士補 No.6 解説|偏心観測の補正計算

既知点Bから既知点Aへの視通が確保できず、Aに偏心点Pを設けて観測したときの、A方向とC方向の間の水平角Tを求める偏心観測の補正計算です。

問題

既知点Bで既知点Aを基準に水平角を測定し新点Cの方向角を求めようとしたが、BからAへの視通が確保できず、Aに偏心点Pを設けて観測し、表6を得た。既知点Aと新点Cの間の水平角Tは幾らか。ただし、φ=330°00′00″、e=9.00 m、T'=83°20′30″、S=1,000.00 m、1ラジアン=2″×10⁵(sin30°=0.5)。

  1. 82°50′15″
  2. 82°50′30″
  3. 83°05′15″
  4. 83°05′30″
  5. 83°20′15″

正解:4(83°05′30″)

偏心補正量を求め、観測値T'から差し引きます。

解き方

偏心点Pは既知点Aの近くにあり、Bから見るとPとAの方向が少しずれます。補正量x=ρ″×e×sin(角)÷Sを求め、観測した水平角T'を補正します。

補正量 x″ = ρ″ × e × sin(360°−φ) ÷ S
  = (2×10⁵) × 9.00 × sin30° ÷ 1,000
  = 200,000 × 9.00 × 0.5 ÷ 1,000 = 900″ = 0°15′00″
T = T' − x = 83°20′30″ − 0°15′00″ = 83°05′30″

よって選択肢4(83°05′30″)です。

試験で押さえるポイント

偏心補正量 x″=ρ″×e×sin(角)÷S。ρ″は1ラジアンの秒数(本問では2×10⁵)。偏心角φ=330°から、ずれに効く角は360°−330°=30°でsin30°=0.5。最後にT'から補正量を引いてTを求めます。

一問一答

問題:偏心観測の補正量は、どのような式で求めるか。

答え:ρ″×偏心距離×sin(角)÷距離。

ρ″は1ラジアンを秒で表した値です。

偏心観測の計算は?

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