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平成30年 測量士補 No.10 解説|水準測量の留意事項(正誤問題)

水準測量を実施するときの留意事項について、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。往復観測での標尺の扱いがポイントです。

問題

次の文は、水準測量を実施するときに留意すべき事項について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. レベル及び標尺は、作業期間中においても点検調整を行う。
  2. 標尺は2本1組とし、往路及び復路の出発点で立てる標尺を同じにする。
  3. レベルの望遠鏡と三脚の向きを常に特定の標尺に対向させて整置し、観測する。
  4. 視準距離は等しく、レベルはできる限り両標尺を結ぶ直線上に設置する。
  5. 水準点間のレベルの設置回数(測点数)は、偶数回にする。

正解:2(往復で標尺は交換する)

選択肢2が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1作業期間中も点検調整を行う。正しい。
2×標尺2本1組では、往路と復路で出発点に立てる標尺を交換するのが原則。「同じにする」は誤り。交換することで標尺の零点誤差を消去する。
3三脚の特定の脚(向き)を一定の標尺に対向させると三脚の沈下による誤差を軽減できる。正しい。
4視準距離を等しく、両標尺を結ぶ直線上に設置。正しい。
5測点数(据付回数)を偶数にする。正しい。

試験で押さえるポイント

零点誤差対策は「測点数を偶数にする」+「往復で標尺を交換する」がセット。「同じ標尺にする」と書く引っかけに注意します。

一問一答

問題:標尺の零点誤差を消すため、往路と復路で出発点の標尺はどうするか。

答え:交換する(入れ替える)。

あわせて測点数を偶数にします。

水準測量の観測誤差・機械誤差とは?

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