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平成30年 測量士補 No.24 解説|地理空間情報の利用(正誤問題)

防災分野における地理空間情報の利用について、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。経路検索にどのデータを使うかがポイントです。

問題

次の文は、防災分野における地理空間情報の利用について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. 災害種別ごとに対応が異なるため、対応する災害種別が属性情報として含まれる緊急避難場所データを入手した。
  2. 最短の避難経路の検討を行うため道路データを入手したが、ネットワーク化された道路中心線データでは経路検索が行えないので、ラスタデータに変換して利用した。
  3. 洪水の浸水範囲シミュレーションのため、航空レーザのDEMが建物の高さを取り除いたものだったので、三次元建物データをあわせて利用した。
  4. 被害を受けやすい箇所を推定するため、過去の地図や空中写真のほか、地形分類データをあわせて利用した。
  5. 土砂災害や雪崩などの危険箇所を推定するため、DEMを利用して地形の傾斜を求めた。

正解:2(経路検索はネットワークデータで行う)

選択肢2が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1災害種別の属性を含むデータの利用は適切。正しい。
2×経路検索はネットワーク化された道路中心線データ(ベクタ)で行う。ラスタに変換すると経路検索はできなくなる。誤り。
3DEM(建物高さ除去)に三次元建物データを併用するのは適切。正しい。
4過去の地図・空中写真・地形分類データの利用は適切。正しい。
5DEMから傾斜を求めるのは適切。正しい。

試験で押さえるポイント

急所は経路検索=ネットワーク(ベクタ)データ。ラスタ(画像)に変換すると線のつながり情報が失われ、経路検索できません。ベクタとラスタの使い分けが問われます。

一問一答

問題:最短経路の検索に使うのは、ネットワーク(ベクタ)データかラスタデータか。

答え:ネットワーク(ベクタ)データ。

ラスタでは線のつながりが表せず経路検索できません。

GIS(ベクタ・ラスタ・ネットワーク解析)とは?

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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