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平成28年 測量士補 No.9 解説|水準測量の留意事項

公共測量における水準測量の留意事項について、5つの記述から「明らかに間違っているもの」を選ぶ問題です。新点(永久標識)の観測時期がポイントです。

問題

次の文は、公共測量における水準測量を実施するときの留意すべき事項について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

  1. レベルの局所的な膨張で生じる誤差を小さくするために、日傘を使用してレベルに直射日光を当てないようにする。
  2. 1日の観測は水準点で終わることを原則とする。やむを得ず固定点で終わる場合は、翌日の観測で固定点の異常の有無を点検できる方法で観測する。
  3. 新点の観測は、永久標識の設置後直ちに行う。
  4. 標尺は2本1組とし、往観測の出発点に立てる標尺と復観測の出発点に立てる標尺を交換する。
  5. 手簿に記入した読定値及び電卓に入力した観測データは、訂正してはならない。

正解:3(永久標識は設置直後でなく安定後に観測)

選択肢3が誤りです。

各記述の正誤と解説

No.正誤解説
1日傘で直射日光を避け、レベルの局所膨張を防ぐ。正しい。
2固定点で終わる場合の点検方法どおり。正しい。
3×埋設直後は地盤が不安定。設置後ある程度の期間をおき、標識が安定してから観測する。「直ちに」は誤り。
4標尺2本1組、往復で出発点の標尺を交換。正しい。
5読定値・入力データは訂正不可。正しい。

試験で押さえるポイント

新設の永久標識は、埋設直後は地盤が安定せず観測しない。設置後一定期間をおいて安定を待ってから観測します。「設置後直ちに観測」は誤りの定番です。

一問一答

問題:新設した永久標識(新点)は、設置後すぐに観測してよいか。

答え:すぐには観測しない。

地盤が安定するまで一定期間をおいてから観測します。

観測誤差と器械誤差の違いは?

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初心者が学ぶ測量士補 編集部

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測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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