既知点Bから新点Aへ高低角αと斜距離Dを観測し、新点Aの標高を求める計算問題です。器械高・目標高・両差の補正を整理します。
既知点Bから新点Aに対して高低角α及び斜距離Dの観測を行い、α=−3°00′00″、D=1,200.00 mを得た。新点Aの標高は幾らか。最も近いものを選べ。ただし、器械高iB=1.50 m、目標高fA=1.70 m、既知点Bの標高=250.00 m、両差=0.10 m。斜距離Dは各種補正済みとする(sin3°=0.05234)。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成28年測量士補試験問題集 No.5)
BからAへの比高を求め、Bの標高に足します。器械高は足し、目標高は引き、両差は足します。
よって最も近いのは選択肢3(187.09 m)です。
比高=D sinα+(器械高−目標高)+両差。器械高は+、目標高は−、両差(球差+気差)は+で加えます。高低角がマイナスなので比高もマイナス(下り)になる点に注意。
問題:高低角・斜距離から標高を求めるとき、器械高と目標高はそれぞれ足すか引くか。
答え:器械高は足し、目標高は引く。
両差(球差+気差)は足します。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:3(187.09 m)
標高A=標高B+D sinα+iB−fA+両差で求めます。