TSによる距離測定に影響する誤差のうち、「距離に比例する誤差」の組合せを選ぶ問題です。比例するものと一定(無関係)なものを仕分けます。
次のa〜eは、TSによる距離測定に影響する誤差である。このうち、距離に比例する誤差の組合せはどれか。次の中から選べ。
a.器械定数及び反射鏡定数の誤差 b.変調周波数の誤差 c.位相測定の誤差 d.致心誤差 e.気象測定の誤差
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成28年測量士補試験問題集 No.6)
| 記述 | 距離との関係 | 解説 |
|---|---|---|
| a 器械・反射鏡定数 | 一定(無関係) | 距離によらず一定量加わる定数誤差。 |
| b 変調周波数 | 比例 | 距離に比例して効く(スケール誤差)。 |
| c 位相測定 | 一定(無関係) | 距離によらず一定。 |
| d 致心誤差 | 一定(無関係) | 求心の据付誤差で距離に無関係。 |
| e 気象測定 | 比例 | 気温・気圧の誤差は距離に比例して効く。 |
距離に比例するのは b・e なので、選択肢4です。
距離に比例=変調周波数・気象(気温気圧)測定の誤差。距離に無関係(一定)=器械定数・反射鏡定数・位相測定・致心誤差。「比例」と「一定」の仕分けが頻出です。
問題:器械定数・反射鏡定数の誤差は、距離に比例するか一定か。
答え:一定(距離に無関係)。
距離に比例するのは変調周波数と気象測定の誤差です。
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:4(b,e)
距離に比例するのは変調周波数の誤差と気象測定の誤差です。