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縦断測量と水準測量の違いは?

ソクタ

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縦断測量」と「水準測量」、どっちがどんな場面で使われるか混乱しませんか?目的と手法の違いをここで整理します。

この記事の要点

縦断測量と水準測量の違いを解説します。縦断測量は路線に沿った高低差を連続して求める応用測量、水準測量は高精度な標高・高低差を求める基本測量です。試験ポイントも整理。

水準測量は高低差を求める測量手法の総称、縦断測量は路線に沿って高低差を連続計測する応用測量です。

ここでは目的・分類・成果物の違いと両者の関係を整理します。

水準測量(すいじゅんそくりょう)とは、レベル(水準儀)と標尺(スタッフ)を使って2点間の高低差(標高)を求める測量手法の総称です。

国家基準点の標高決定から工事現場の高さ管理まで、幅広い場面で基本的な手法として使われます。

一方、縦断測量(じゅうだんそくりょう)とは、道路・鉄道・河川などの路線に沿って一定間隔で高低差を連続して測量し、縦断図(断面図)を作成するための測量です。

測量士補の試験では応用測量の分野に分類されます。

水準測量の記事一覧

一言でいうと、水準測量は「高低差を求める測量の手法の名前」、縦断測量は「道路や河川のルートに沿って連続的に高さを測る作業の名前」です。「水準測量という手法を使って縦断測量を行う」という関係で、上下関係や対義語ではありません。

水準測量の位置づけ

水準測量は測量手法の名称です。

高低差・標高を求める行為全般を指しており、国家水準点の設置(1〜4等水準測量)から工事用のベンチマーク設置まで、目的に応じた精度の水準測量が実施されます。

測量士補の試験では「水準測量」という分類で、後視・前視・閉合差往復観測・誤差補正などの手法・計算が出題されます。

縦断測量の位置づけ

縦断測量は応用測量の一種です。

水準測量の作業方法は、作業規程の準則(下図)で規定されています。

作業規程の準則 第3章 レベル等による水準測量 要旨
出所:国土交通省「公共測量 作業規程の準則」p.30 第3章 レベル等による水準測量 第47条(要旨)

路線に沿った各点(中間点・横断点・構造物位置など)の地盤高を連続して求め、縦断図を作成します。

縦断図は道路・鉄道の設計において勾配・盛り土・切り土の量を計算するための基礎資料となります。

縦断測量で高低差を求める際に水準測量の手法(レベルと標尺)が使われます。

つまり縦断測量は「水準測量の手法を使った応用測量」です。

縦断測量と水準測量の比較

2つの違いを比較します。

項目 水準測量 縦断測量
測量の分類 基本的な測量手法 応用測量の一種
目的 高精度な標高・高低差を求める 路線に沿った連続した高低差・縦断図の作成
試験ポイント 後視・前視・閉合差・往復観測など 縦断図の作成・地盤高の計算

「縦断測量は水準測量の手法を使って行う応用測量」という関係性を押さえておくことが重要です。対義語でも上下関係でもありません。

試験で問われやすいポイント

測量士補の試験では、路線測量の作業手順として「縦断測量で中心杭の標高を測定し縦断面図を作成する」という正誤問題が出題されます(令和3年第25問など)。

縦断図の構成(地盤高・計画高・切り土・盛り土)も確認しておきましょう。

「縦断測量は応用測量に分類される」「縦断測量では水準測量と同じ機器(レベルと標尺)を用いる」という関係も試験で問われます。

混同しやすい用語

縦断測量と水準測量

水準測量は高低差を求める手法の総称、縦断測量はその手法を使って路線の連続断面を求める応用測量です。

手法(水準測量)と目的(縦断断面の取得)の違いがポイントです。

試験での問われ方|ソクタの一言

「縦断測量は応用測量に分類される」という記述が正しいかどうかを問う問題が出ます。

また「縦断測量において各点の地盤高(標高)は水準測量の手法で求める」という関係性も確認されます。

水準測量カテゴリの知識と応用測量カテゴリの知識を橋渡しする問題なので、両方の文脈で理解しておくと有利です。

一問一答

問題:縦断測量は、測量士補の試験分類では応用測量に位置づけられる。

〇か×か。

答え:

縦断測量は道路・鉄道などの路線設計に関する測量であり、応用測量の分野に含まれます。

問題:縦断測量では、レベルと標尺を使って各点の地盤高を求める。

〇か×か。

答え:

縦断測量は水準測量の手法(レベルと標尺)を用いて路線上の各点の高低差・地盤高を求めます。

問題:水準測量と縦断測量はまったく異なる手法であり、使用機器も異なる。

〇か×か。

答え:×

縦断測量は水準測量の手法を使って行います。使用機器(レベル・標尺)は共通で、目的と成果物が異なります。

まとめ

今回は縦断測量と水準測量の違いについて説明しました。

水準測量は高低差・標高を求める測量手法の総称、縦断測量は水準測量の手法を使って路線に沿った連続断面を求める応用測量です。

「手法(水準測量)を使って応用目的(縦断図作成)を達成するのが縦断測量」という関係を覚えておきましょう。

応用測量の詳細についてはこちらの記事も参考にしてください。

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参考法令・規格

  • 測量法(昭和24年法律第188号)
  • 公共測量作業規程の準則(国土交通省)第3章 水準測量
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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