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測量士と土地家屋調査士はどっちを取る?違い・難易度・年収を比較【2026年】

ソクタ

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測量士と土地家屋調査士、どっちを目指せばいい?似ているようで、仕事も試験も別物です。違いと選び方、両方取るメリットまで整理しました。

※本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。制度・統計は変わることがあるため、最新情報は各公式でご確認ください。

測量士と土地家屋調査士は、どちらも測量を扱いますが、できる仕事が違います。ざっくり言うと、測量士は測量法にもとづく測量の専門家土地家屋調査士は不動産登記の測量・調査の専門家です。

この記事の要点

測量士は測量法の測量・公共測量、土地家屋調査士は登記のための測量・表示登記が仕事。登記の測量は調査士の独占業務です。

難易度は土地家屋調査士のほうが上(合格率およそ9〜10%)。年収も調査士のほうが高くなりやすい傾向です。

測量士・測量士補があると、土地家屋調査士試験の午前の部が免除されます。両方取る相性は良いです。

測量士は「測量の専門家」、土地家屋調査士は「登記の専門家」。登記の測量は調査士だけ。難易度と年収は調査士が上ですが、測量士補があれば調査士の午前が免除されます。

ひと言で言うと、現場で測りたいなら測量士、登記(境界・表示)まで扱って独立も視野に入れるなら土地家屋調査士。そして両方持つと仕事の幅が広がります。

測量士と土地家屋調査士の違い 早見表

項目 測量士 土地家屋調査士
おもな仕事測量法にもとづく測量・公共測量不動産登記のための測量・調査、表示登記
独占業務なし(測量士の名称で計画・実施)あり(表示に関する登記の調査・測量)
管轄国土交通省(国土地理院)法務省
合格率の目安年により変動(令和7年は40.2%、例年は難関)例年およそ9〜10%
年収の傾向平均約500万円前後測量士より高くなりやすい(独立開業も多い)
働き方測量会社・建設・官公庁など調査士事務所・独立開業が多い

※合格率・年収は年度や調査で変わります。最新は各公式・公的統計でご確認ください。

仕事内容の違い

いちばんの違いは、登記に関われるかどうかです。

測量士は、測量法にもとづいて土地の位置・高さ・形を測ります。道路や河川などの公共測量は測量士が担えますが、不動産登記のための測量はできません

土地家屋調査士は、不動産登記のための測量・調査を行い、土地の境界(筆界)を確定したり、建物の表示登記を申請したりします。これは調査士だけができる独占業務です。一方で、調査士は公共測量を行えません(測量士が必要です)。

役割の違いは、測量士と測量士補の違いとあわせて読むと整理しやすいです。

難易度・合格率の違い

難易度は、一般に土地家屋調査士のほうが上とされます。

土地家屋調査士試験の合格率は、例年およそ9〜10%(令和7年度は受験者4,824人中489人合格で10.1%)。午後の部に記述式(書式)があり、対策の負担が大きい試験です。

測量士の合格率は年によって変動が大きく、令和7年は40.2%でしたが、例年は難関です。測量士も午後に記述式がありますが、合格の難しさでは土地家屋調査士が一段上といえます。

年収の違い

年収は、土地家屋調査士のほうが高くなりやすい傾向があります。

測量士の平均年収は約500万円前後(厚生労働省の職業情報)です。土地家屋調査士は独立開業する人が多く、軌道に乗れば高い収入も見込めるため、平均としては測量士より高めになりやすいといえます。ただし、独立はリスクもあり、人によって差が大きい点は同じです。

どちらを取るべき?

選び方は、やりたい仕事で決めるのが分かりやすいです。

  • 測量士が向く人:測量会社や建設・官公庁で、公共測量や工事の測量に関わりたい
  • 土地家屋調査士が向く人:土地の境界や登記まで扱い、将来は独立開業も考えたい

取りやすさでいうと、測量士(や測量士補)のほうが先に手が届きます。測量士補は受験資格がなく独学でも狙えるため、まず測量士補・測量士で測量の基礎を固め、その先で土地家屋調査士を目指すという進み方が現実的です。

ダブルライセンスと午前免除

測量士・測量士補と土地家屋調査士は、両方持つ相性が良い組み合わせです。

大きな理由が午前免除です。測量士・測量士補・一級/二級建築士のいずれかを持っていると、土地家屋調査士試験の「午前の部」が免除され、午後の部だけで受験できます。実際には、取りやすい測量士補で午前免除を受けてから調査士に挑む人が多いです。

さらに、調査士ができない公共測量は測量士が担えるため、両方持つと受けられる仕事の幅が広がります。午前免除のくわしい仕組みは次の記事で解説しています。

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選ぶときの一言|編集部

「どちらが上か」で迷うより、登記まで扱いたいか(調査士)、測量を担いたいか(測量士)で考えると決めやすいです。

迷うなら、まず測量士補。受験資格がなく独学でも狙え、測量士にも調査士の午前免除にも使える、いちばんつぶしの効く一歩です。

よくある質問

Q. 測量士と土地家屋調査士はどっちが難しい?

A. 一般に土地家屋調査士のほうが難関とされます。合格率は例年9〜10%程度で、測量士より合格は難しい部類です。

ただし測量士も午後の記述式があり、簡単ではありません。

Q. 測量士は登記のための測量ができる?

A. できません。不動産登記のための測量・調査は土地家屋調査士の独占業務です。

測量士は測量法にもとづく測量や公共測量を行い、登記目的の測量は扱いません。

Q. 測量士補や測量士があると調査士試験で有利?

A. 有利です。測量士・測量士補・一級/二級建築士のいずれかを持っていると、土地家屋調査士試験の「午前の部」が免除されます。

実際には、取りやすい測量士補で午前免除を受けてから午後の部だけ受験する人が多いです。

まとめ

今回は測量士と土地家屋調査士の違いを整理しました。

測量士は測量法の測量・公共測量、土地家屋調査士は登記のための測量・表示登記。難易度と年収は調査士のほうが上になりやすい一方、測量士・測量士補は調査士の午前免除に使えます。

迷うなら、まず測量士補で基礎を固めるのが、どちらにも進める一歩です。

参考(確認日:2026年6月30日)

  • 土地家屋調査士試験の合格率・午前の部免除(法務省/日本土地家屋調査士会連合会)
  • 測量士・測量士補試験(国土地理院)/測量技術者の年収(厚生労働省 jobtag)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補・測量士試験の情報を、国土地理院や厚生労働省などの公的情報にもとづいて整理しています。土地家屋調査士の制度・合格率は法務省・連合会の公開情報を参考にしています。

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