初心者が学ぶ測量士補

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測量士と測量士補の違いは?できる業務と登録の整理

ソクタ

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「測量士」と「測量士補」、名前が似ているけど何が違うのかわかりますか?資格の位置づけとできる業務の差をここで押さえましょう。

この記事の要点

測量士と測量士補の違いを業務範囲・登録制度・試験の3点で整理します。測量士補試験の法規分野で問われる登録・業務の区分を確認できます。

測量の資格には「測量士」と「測量士補」の2種類があります。

ここでは両者の業務範囲と登録制度の違いを整理します。

測量士補とは、測量法に基づく国家資格で、測量士の指導のもとに測量作業に従事できる資格者です。

測量士と測量士補はどちらも測量法で定められた国家資格ですが、業務範囲と登録要件に明確な違いがあります。

試験の法規分野では、この区分が選択肢の正誤判断に直結するため、両者の違いをしっかり整理しておく必要があります。

測量業者と測量士補の関係については、下記も参考になります。

測量業者と測量士補の関係は?登録制度で整理

測量法規の記事一覧

ザックリ言うと、測量士は「測量業務の計画・指導・管理が主な役割」、測量士補は「測量士の指示のもとで作業する役割」です。「建築現場の現場監督(測量士)と職人(測量士補)」みたいなイメージです。

測量士と測量士補の定義

測量法では、測量士を「測量に関する計画を作製し、または実施する者」と定義しています。

計画の作製と作業主任者としての業務が認められています。

測量士補は「測量士の作製した計画に従い測量に従事する者」であり(測量法第48条)、単独で計画を作製することはできません。

どちらも国土地理院に登録する必要があります。

測量士・測量士補ともに氏名・生年月日・登録番号が測量士名簿・測量士補名簿に記載されます。

登録手続きは試験合格後に申請する形が一般的ですが、要件によっては試験なしで登録できる場合もあります。

試験と登録の違い

測量士試験と測量士補試験はどちらも国土地理院が実施しますが、試験の難易度と出題範囲が異なります。

測量士補試験は年1回(春)実施され、合格後に登録申請を行います。

測量士の場合は試験合格に加え、所定の実務経験を経て登録する方法もあります。

試験科目の名称については改正の経緯があり、古い問題と現行の科目名が異なる場合があります。

この点は別の記事で整理していますので参考にしてください。

測量士と測量士補の業務範囲の違い

業務範囲の差は「計画を作製できるかどうか」という点に集約されます。

測量士・測量士補の業務区分は、測量法(下図)で規定されています。

測量法 測量士・測量士補の業務区分規定
出所:国土交通省「測量法(昭和24年法律第188号)p.15 測量士・測量士補の業務区分(第48条相当)
項目 測量士 測量士補
測量計画の作製 できる できない
測量作業への従事 できる 測量士の作製した計画に従いできる
名簿登録先 測量士名簿 測量士補名簿

「測量士補が単独で測量計画を作製できるか」→できない。必ず測量士の作製した計画に従って従事します。

この点は条件の読み違いが起きやすいので注意してください。

試験で問われやすいポイント

法規分野では、測量士・測量士補の定義そのものを選択肢の穴埋め形式で問う問題が出題されています(H21-1・kinomise.com法規重要事項PDF確認)。「測量士補は、測量士の作製した計画に従い測量に従事する」という条文の正確な文言が問われます。

「測量士補が単独で計画を作製できる」という選択肢は誤りで、「測量士の作製した計画に従い従事する」が正しい記述です。「指導のもとで」という表現は測量法の用語ではないため、問題文の文言を正確に把握する習慣をつけましょう。

混同しやすい用語

測量士 と 測量士補

名前が似ているため混同しやすいですが、「計画を作製できるか」が決定的な違いです。

測量士補は作業に従事できますが、計画作製と作業主任者の役割は測量士に限られます。

登録 と 資格取得

試験に合格しただけでは登録は完了しません。

合格後に国土地理院への登録申請を行って初めて測量士・測量士補として業務に従事できます。

試験合格と登録は別の手続きです。

試験での問われ方|ソクタの一言

「測量士補は測量士の指導のもとで測量作業に従事できる」という文は正しいのですが、「測量士補は単独で測量計画を作製できる」は誤りです。

この2つの文の正誤を確認するような問題がよく出ます。

「指導のもとで」という限定がついているかどうかを見落とさないようにするのがポイントです。

一問一答

問題:測量士補は、測量士の指導なしに単独で測量計画を作製することができる。

○か×か。

答え:×

測量計画の作製は測量士の業務です。測量士補は測量士の作製した計画に従い作業に従事することはできますが、単独での計画作製はできません。

問題:測量士・測量士補ともに、試験合格後は国土地理院に設置されたそれぞれの名簿に登録される。

○か×か。

答え:

測量士は測量士名簿、測量士補は測量士補名簿に登録されます。登録は国土地理院が管理します。

問題:測量士補は測量業者に所属していなければ測量作業に従事することができない。

○か×か。

答え:×

測量士補の登録要件と測量業者への所属は別の話です。測量士補の資格は個人が取得するものであり、測量業者への所属は従事する環境の問題です。

まとめ

今回は測量士と測量士補の違いについて説明しました。

測量士は計画作製と作業主任者を担える資格、測量士補は測量士の指導のもとで作業に従事できる資格です。

登録先・業務範囲・試験制度の3点で整理しておいてください。

測量業者の登録制度や技術者倫理についても合わせて確認してください。

測量業者と測量士補の関係は?登録制度で整理

合格後の登録の具体的な手続き(申請先・必要書類・登録免許税)は、下記で確認できます。

測量士補に受かったら登録は必要?申請手続きと登録免許税

測量法規の記事一覧

参考法令・規格

  • 測量法(昭和24年法律第188号)
  • 測量法施行令・測量法施行規則
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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