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測量士補と測量士って、試験はどれくらい違うの?「次は測量士」と考える前に、試験の形式・科目・合格基準の違いを一覧で整理しました。
※本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。試験制度は変わることがあるため、最新情報は国土地理院でご確認ください。
測量士補と測量士の最大の違いは、午後の記述式があるかどうかです。測量士補は択一式だけですが、測量士は午前の択一に加えて午後に記述式が課されます。まずは一覧で全体像を見てみましょう。
この記事の要点
測量士補は択一式28問のみ(3時間)。測量士は午前の択一+午後の記述式の2部構成です。
合格基準は、測量士補=450点以上、測量士=午前450点以上かつ総合910点以上(満点1400点)。
電卓は測量士補は不可・測量士は使用可。ここも大きな違いです。
測量士補は「択一だけ」、測量士は「択一+午後の記述」。出題範囲は重なりますが、午後の記述式が難易度を大きく分けます。
ひと言で言えば、測量士補は「測量士の午前だけを、やさしくした試験」に近いイメージ。測量士はそこに午後の記述式が加わって、一気に難しくなります。
| 項目 | 測量士補 | 測量士 |
|---|---|---|
| 出題形式 | 択一式(マークシート)のみ | 午前=択一式/午後=記述式 |
| 問題数・時間 | 28問/3時間(13:30〜16:30) | 午前28問(2時間30分)+午後(2時間30分) |
| 満点 | 700点(1問25点) | 1,400点(午前700+午後700) |
| 合格基準 | 450点以上(28問中18問以上) | 午前450点以上 かつ 総合910点以上 |
| 電卓 | 不可(筆算) | 使用可(種類に条件あり) |
| 受験資格 | なし(誰でも) | なし(誰でも) |
| 試験日 | 同じ日(例年5月)に実施。時間帯が重なるため、同じ年に両方は受けられません | |
※制度・時間は年度で変わることがあります。最新は国土地理院の受験案内でご確認ください。
いちばん大きな違いが、出題形式です。
測量士補は、5つの選択肢から答えを選ぶ択一式(マークシート)だけです。知識と計算の答えが合っていれば得点できます。
測量士は、午前が同じ択一式ですが、午後に記述式が加わります。計算の過程や作図を、採点者に伝わる形で「書く」必要があり、答えが合っていても書き方で差が出ます。
午後の記述式のくわしい構成・対策は、専用の記事で解説しています。
出題される分野は、どちらも測量の基礎(測量法規・基準点測量・水準測量・地形測量・写真測量・地図編集・応用測量など)で大きく重なります。
違いは内容の難しさです。測量士補は基礎レベルの理解と計算が中心ですが、測量士は同じ分野をより細かく問い、午後では選択した科目について記述で答えます。
そのため、測量士補で学んだ知識はそのまま測量士の午前の土台になります。各分野の基礎は、測量士補の解説がそのまま使えます。
合格基準にも差があります。
測量士は、まず午前で450点を超えないと午後が採点されません。さらに午後の記述で得点を積む必要があるため、難易度は測量士補より一段上がります。
難易度や合格率のくわしい比較は、次の記事で扱っています。
意外と見落としがちなのが、電卓の扱いです。
測量士補は電卓の持込が不可で、計算はすべて筆算で行います。一方、測量士は電卓の使用が認められています(使える種類には条件があるため受験案内で要確認)。
測量士は午後の計算量が多いため、電卓に慣れておくことが得点に直結します。測量士補で筆算に慣れていても、測量士では電卓操作の練習が別に必要です。
出題範囲が重なるので、まず測量士補から受けるのが王道です。
測量士補は択一だけで受験資格もなく、独学でも狙いやすい試験です。ここで基礎を固めてから測量士の午前に進み、午後の記述対策を上乗せするのが、無理のないステップになります。
なお、試験は同じ日に行われ時間帯も重なるため、同じ年に測量士補と測量士の両方は受けられません。順番に受けるのが基本です。
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Q. 測量士補と測量士の試験の一番の違いは?
A. 出題形式です。測量士補は択一式(マークシート)のみですが、測量士は午前の択一に加えて午後に記述式があります。
この午後の記述式が、難易度を大きく分けています。
Q. 合格基準はどう違う?
A. 測量士補は700点満点で450点以上(28問中18問以上)。測量士は午前で450点以上、かつ午前と午後の合計910点以上(満点1,400点)です。
測量士は午前が450点に届かないと午後は採点されません。
Q. 電卓は両方使える?
A. 違います。測量士補は電卓の持込が不可で筆算、測量士は電卓の使用が認められています(使える種類は受験案内で要確認)。
これも両試験の大きな違いのひとつです。
今回は測量士補と測量士の試験内容の違いを整理しました。
測量士補は択一だけ、測量士は午前の択一+午後の記述。出題範囲は重なりますが、午後の記述式と電卓の可否が大きな違いです。
まずは測量士補で基礎を固め、そこから測量士へステップアップするのが王道です。
参考(確認日:2026年6月30日)
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違いを見るときの一言|編集部
測量士補と測量士は「別物」というより「同じ範囲のやさしい版・難しい版」に近いです。だからこそ、測量士補の学習はムダになりません。
差がつくのは午後の記述と電卓。測量士補で土台を作り、この2つを上乗せする——これが最短の進み方です。