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測量成果の検定とは?成果品の確認で見る意味

ソクタ

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測量成果の「検定」と「成果品の確認」、同じことと思っていませんか?検定制度の目的と、成果品の確認との違いをここで整理します。

この記事の要点

測量成果の検定とは何かを測量法の規定で整理します。公共測量の成果品が作業規程の準則の基準を満たすかを確認する手続きで、測量士補試験での意味を確認できます。

公共測量では成果品を提出する前に「検定」を受けることが求められる場合があります。

ここでは測量成果の検定がどういうものか、試験での見方を整理します。

測量成果の検定とは、公共測量で作成された成果品が作業規程の準則に定められた品質基準を満たしているかを、指定された検定機関が確認する手続きです。

公共測量では、成果品の品質を第三者機関が確認することで、測量成果の信頼性を担保しています。

この手続きは測量法に規定されており、指定された検定機関に成果品を提出して検定を受けることが求められます。

どのような成果品に検定が必要かは最新の測量法・作業規程の準則で確認してください。

機器の検定との違いについては、下記も参考になります。

測量機器の検定とは?現場試験との違い

測量法規の記事一覧

一言でいうと、測量成果を第三者機関が確認する検定制度の話です。公共測量では成果提出前に受けることが規定されており、品質保証の仕組みになっています。

成果の検定の目的と根拠

成果の検定は、作業機関が作成した測量成果品が作業規程の準則の基準に適合しているかを客観的に確認するためのものです。

測量成果の検定の根拠は、測量法(下図)に定められています。

測量法 第1章 総則(測量成果の検定)
出所:国土交通省「測量法(昭和24年法律第188号)p.1 第1章 総則(公共測量の成果・検定義務)

測量計画機関が独自に確認するだけでなく、第三者機関による確認を義務づけることで、成果の信頼性を高める仕組みです。

検定の結果、基準を満たさないと判断された成果は再作業が必要になります。

成果の検定を受ける義務があるのは、一定の規模以上の公共測量成果です。

具体的な対象範囲については最新の測量法・告示で確認してください。

検定機関と手続きの流れ

測量成果の検定は、国土地理院長が指定した検定機関が実施します。

作業機関が成果品を検定機関に提出し、検定機関が精度・内容・形式等を確認して合否を判定します。

合格した成果品には検定を受けた旨が記録されます。

検定機関は国土地理院長が指定した機関であり、測量計画機関でも作業機関でもない点を確認しておいてください。

成果の検定と機器の検定・検査の違い

「検定」「検査」という言葉が複数出てきますが、対象によって意味が異なります。

項目 成果の検定 機器の検定
対象 測量成果品(地図・座標値など) 測量機器(トータルステーションなど)
目的 成果品が準則の品質基準を満たすか確認 機器が規定の性能基準を満たすか確認
実施機関 国土地理院長が指定した検定機関 指定検定機関
試験での出方 成果品の品質確認・指定機関への提出として問われる 定期検定・使用前点検との関係で問われる

成果の検定と機器の検定はどちらも「検定」と呼ばれますが、対象が「成果品か機器か」で全く別の手続きです。

問題文で「検定」という言葉が出てきたら、まず何の検定かを確認する習慣をつけてください。

試験で問われやすいポイント

令和3年第1問・令和5年第1問(法規)では、「測量成果は最終の目的として得た結果」「測量記録は過程において得た作業記録」という定義の正誤が問われています。定義を逆にした選択肢が誤りとして出題されています。

成果の検定の実施機関・手続きの詳細は令和2〜6年の法規分野(No.1〜4)では直接の出題が確認できていませんが、「検定を実施するのは国土地理院長が指定した機関であり、計画機関・作業機関ではない」という区別は押さえておきましょう。

混同しやすい用語

成果の検定 と 機器の検定

成果の検定は成果品の品質確認、機器の検定は機器の性能確認です。

どちらも「検定」ですが対象が異なります。

問題文の主語(何の検定か)を先に確認してください。

検定 と 検査

測量法の文脈では検定と検査は厳密に区別されます。

検定は規定機関が基準への適合を確認する手続き、検査は測量計画機関等が行う品質確認の文脈で使われます。

問題文の文脈でどちらの意味で使われているかを確認してください。

試験での問われ方|ソクタの一言

「公共測量の成果の検定は、国土地理院長が指定した検定機関が実施する」→正しいです。

「測量計画機関が独自に検定を実施できる」→誤りです。

また「機器の検定を受けていれば成果の検定は不要」→誤りです。

成果の検定と機器の検定は別々の手続きである点を軸に、問題の選択肢を絞ってください。

一問一答

問題:公共測量の成果の検定は、測量計画機関が自ら実施することができる。

○か×か。

答え:×

成果の検定は国土地理院長が指定した検定機関が実施します。測量計画機関が独自に検定を実施することは認められていません。

問題:測量成果の検定は、成果品が作業規程の準則に定められた基準を満たしているかを確認する手続きである。

○か×か。

答え:

成果の検定は第三者機関が成果品の品質基準への適合を確認する手続きです。成果の信頼性を担保するための仕組みです。

問題:測量成果の検定と測量機器の検定は、どちらも測量成果品の品質を確認するための手続きである。

○か×か。

答え:×

機器の検定は機器の性能確認であり、成果品の品質確認ではありません。成果の検定のみが成果品の品質確認を目的としています。

まとめ

今回は測量成果の検定について説明しました。

測量成果の検定は、公共測量の成果品が作業規程の準則の基準を満たすかを指定検定機関が確認する手続きです。

機器の検定(機器の性能確認)とは対象が異なります。

問題文で「検定」が出てきたら何の検定かを最初に確認してください。

測量成果と測量記録の違いについても合わせて確認してください。

測量成果と測量記録の違いは?提出物で混同しやすい点

測量法規の記事一覧

参考法令・規格

  • 測量法(昭和24年法律第188号)
  • 測量法施行令・測量法施行規則
初心者が学ぶ測量士補 編集部

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測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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