初心者が学ぶ測量士補

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測量士補の計算問題で最初に確認する単位は?

ソクタ

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計算問題を見たとき、どこから手をつければいいか迷いませんか?最初に確認すべき「単位」の見方をここで押さえましょう。

この記事の要点

測量士補の計算問題で最初に確認すべき単位を解説。問題文の単位と計算式の単位、答えの単位の一致確認方法と、よくある単位混同パターンを整理します。

計算に入る前に「与えられた数値の単位」「計算式の単位」「求める答えの単位」の3つを確認するのが基本です。

ここでは単位確認の手順とよくある混同パターンを整理します。

測量士補の計算問題で失点する原因の多くは、単位の確認不足です。

計算式自体は正しくても、代入した数値の単位が合っていなければ正解にはなりません。

計算を始める前に「与えられた数値の単位」「計算式が必要とする単位」「求める答えの単位」の3つを確認する習慣が解答精度を大きく向上させます。

測量計算の基礎の記事一覧

一言でいうと、m・cm・mm・km、㎡・ha・m³など、測量でよく出る単位の確認の話です。単位を間違えると計算結果が桁違いになるので、問題を解く前に単位を確認する習慣をつけましょう。

計算前に確認する3つの単位

計算問題を解く手順として、次の3ステップを最初に実行しましょう。

ステップ1:与えられた数値の単位を確認する

問題文に登場する数値(距離・角度・面積など)の単位をすべて書き出します。

ステップ2:使う計算式が要求する単位を確認する

縮尺計算ならcmかm、角度計算なら度かラジアン、というように式の要件を確認します。

ステップ3:求める答えの単位を確認する

問題文の最後(「○○で答えよ」「単位はmで」など)を確認し、最終答えをその単位で表します。

よく出る単位混同のパターン

測量士補試験でよく起きる単位ミスのパターンをまとめます。

作業規程の準則(下図)では、観測精度の区分が定められています。

作業規程の準則 水平角・鉛直角観測精度テーブル
出所:国土交通省「公共測量 作業規程の準則」p.22 水平角・鉛直角観測の精度区分(倍角差・観測差の許容範囲)

距離の単位

問題文はkmで与えられているのにmで計算してしまう(または逆)。

縮尺計算でcmをmに変換し忘れる。

角度の単位

度分秒で与えられた角度を小数度に変換せずに計算式に代入する。

ラジアンが必要な式に度を直接代入する。

面積の単位

m²をha(ヘクタール)やa(アール)に換算し忘れる(1ha = 10000m²、1a = 100m²)。

問題文の単位と答えの単位の関係

単位ミスのパターンと対策をまとめます。

問題文の単位 計算式の要求単位 換算が必要なケース
km(距離) m × 1000 が必要
度分秒(角度) 小数度またはラジアン 変換式で換算が必要
cm(地図上距離) m(実距離) 縮尺計算後に ÷100 が必要
m²(面積) ha(ヘクタール) ÷ 10000 が必要

「問題文の単位」と「計算式・答えの単位」が異なるときは必ず換算を行います

試験で問われやすいポイント

令和6年第3問a(計算:測量計算の基礎)では84°15'36"をラジアンに変換する問題が出題されています。この問題はまず度分秒を小数度に変換し(度→小数度の単位換算)、さらにπ/180を掛けて弧度法に換算する2段階の単位変換が必要でした。

角度(度分秒→小数度→ラジアン)や距離(km→m、m→cm)の単位換算はあらゆる計算問題に登場します。問題文を読んだ段階で単位を確認する習慣が、正答を逃さないための基本です。

混同しやすい用語

問題文の単位 ↔ 計算式の単位

問題文はkmで与えられていても、計算式がmを要求する場合は換算が必要です。

問題文と計算式の単位が一致しているとは限りません。

答えの単位 ↔ 求める単位

計算結果がmで出ても「kmで答えよ」と指示されていたらkmに換算します。

「求める単位」と「出てきた単位」が違うケースに注意してください。

試験での問われ方|ソクタの一言

「計算式は正しいのに答えが違う」という経験を試験本番でしないために、問題文を読んだら最初に「与えられた単位」と「求める単位」を問題冊子に書き込む習慣をつけてください。

特に距離(m/km)と角度(度分秒/小数度/ラジアン)の換算忘れが最も多いミスです。

一問一答

問題:計算問題では、まず問題文の数値の単位と使う計算式の要求単位が一致しているかを確認するべきである。

〇か×か。

答え:

単位の不一致は計算ミスの最大原因です。計算前に単位を確認・統一することが基本手順です。

問題:問題文で「実距離をkmで答えよ」と指示されている場合、mで計算した結果をそのまま答えてよい。

〇か×か。

答え:×

mで計算した結果をそのまま答えてはいけません。mで求めた答えをkm(÷1000)に換算してから解答する必要があります。

問題:縮尺計算では、地図上距離(cm)から実距離(m)を求める際に単位換算が必要である。

〇か×か。

答え:

地図上距離がcm単位で縮尺計算すると実距離もcmで出るため、m単位に変換(÷100)が必要です。

まとめ

今回は計算問題で最初に確認する単位について説明しました。

計算問題では「与えられた数値の単位」「計算式の要求単位」「答えの単位」の3つを最初に確認することが重要です。

距離・角度・面積それぞれで単位換算が必要なケースを把握し、問題冊子に単位を書き込む習慣をつけることで得点力が向上します。

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参考法令・規格

  • 測量法(昭和24年法律第188号)
  • 公共測量作業規程の準則(国土交通省)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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