初心者が学ぶ測量士補

初心者が学ぶ測量士補
  1. HOME > 測量士試験の対策 > 測量士の過去問解説 > 平成30年 > 午前 No.27(円曲線境界の残地面積(3320m²))

平成30年 測量士 午前 No.27の解説|円曲線境界の残地面積(3320m²)

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年 午前 No.27は、円曲線を境界に含む残地の面積を求める計算問題です。四角形を座標法で出し、円弧の弓形(弦と弧に囲まれた部分)を足すの2段階で解きます。座標法が土台です。

問題(平成30年 午前 No.27)

四角形の土地ABCDのうちCDE部分が道路用地となる。残地ABEDの面積はいくらか。境界線DEは点Mを中心とする半径R=65mの円曲線の一部で、DE間の弧長は50.033m。各点の座標(m)は A(0,0)・B(43.000,21.000)・C(43.000,93.462)・D(0,95.622)・E(43.000,72.533)・M(−7.000,31.000)、π=3.142。

選択肢:1. 3,164m² 2. 3,262m² 3. 3,320m² 4. 3,403m² 5. 3,546m²

答え=3(3,320 m²)

まずA・B・E・Dを座標法で計算すると3,163.83m²(境界DEを直線とみなした値)。境界の円弧が残地側にふくらむので、弓形の面積155.88m²を足して、3,163.83+155.88=約3,320m²です。

ステップ1:四角形ABEDを座標法で出す

まず境界DEを直線とみなして、A・B・E・Dの4点を座標法で計算します。

X(m)Y(m)
00
43.00021.000
43.00072.533
095.622

四角形ABED(弦DE)= 3,163.83 m²

ステップ2:円弧の弓形面積を求める

境界DEは半径65mの円弧。中心角θは弧長÷Rで出ます。弓形(弦と弧に囲まれた部分)の面積は (R²/2)(θ−sinθ) です。

中心角 θ = 弧長 ÷ R = 50.033 ÷ 65 = 0.7697 rad
弓形 = (R²/2)(θ − sinθ) = (65²/2)(0.7697 − 0.6961) ≒ 155.88 m²

ステップ3:残地の面積を求める

円弧は残地ABED側にふくらんでいるので、弓形の面積を足します。

残地ABED = 3,163.83 + 155.88 ≒ 3,320 m²

選択肢3の3,320m²と一致します。

この問題の典型ミス

境界DEを直線のままにして弓形を足し忘れるのが定番のミスです。直線とみなした値は3,163.83m²(選択肢1に近い)。円弧のふくらみ分(弓形155.88m²)を足して初めて3,320m²になります。

弓形を足すか引くかは、弧が残地側にふくらむか道路側にへこむかで決まります。ここでは残地側にふくらむので加算です。中心角はθ=弧長÷Rで求めます。

まとめ

平成30年 午前 No.27は、円曲線を境界に含む残地の面積を求める計算問題です。①四角形ABED(弦)を座標法で3,163.83m² → ②弓形155.88m²を足す → ③残地3,320m²で、答えは選択肢3です。「まず座標法、次に弓形を足し引き」の2段構えがコツです。

面積や境界の計算は、独学だと「弓形を足すか引くか」でつまずきやすいところです。体系立てて学びたいときは、通信講座のサンプル講義で流れを確かめる手もあります。

▶ アガルートの無料資料請求・サンプル講義を見る

料金・特典・講座内容は公式で要確認。

平成30年 測量士の過去問解説 一覧へ

参考(確認日:2026年7月11日)

  • 国土地理院「平成30年 測量士試験 問題及び解答例」午前 No.27(問題文・数表は要約引用、正解=3・数値は公表資料で確認)
  • 座標法の面積・円弧の弓形面積 (R²/2)(θ−sinθ)(θ=弧長÷R)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補・測量士試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。計算問題は各年度の問題・解答例とあわせて確認することをおすすめします。

おすすめ書籍

いちばんわかりやすい!測量士補 テキスト&問題集

いちばんわかりやすい!測量士補 テキスト&問題集

Amazonで見る 楽天で見る

午前は測量士補と範囲が重なります(テキストで基礎固め+過去問で腕試し)。価格・在庫は各ページで確認

測量士の通信講座

料金・特典は公式で要確認

Topへ >>

  1. HOME > 測量士試験の対策 > 測量士の過去問解説 > 平成30年 > 午前 No.27