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令和5年 測量士 午前 No.5の解説|正規分布と標準正規分布(Z=1.67)

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令和5年 午前 No.5は、正規分布の確率密度関数と、標準化したZ値から確率を求める問題です。Z=(x−μ)/σで標準正規分布に直し、正規分布表を引きます。

問題(令和5年 午前 No.5)

正規分布の確率密度関数を ア 、Z=(x−μ)/σ とおく。ある距離の測定値が平均100.000m、標準偏差0.012mのとき、観測距離が100.020m以上となる確率を求める。式のZの値 イ を用いて、正規分布表(上側確率)から ウ %を得る。ア〜ウの組合せを選ぶ。

選択肢(ア=密度関数の式/イ=Z/ウ=%):1. …/1.67/27.4 2. exp形/0.60/4.7 3. exp形/1.67/4.7 4. …/0.60/27.4 5. …/1.67/4.7

答え=3

正規分布の確率密度関数は f(x)=1/(√2πσ)·exp(−(x−μ)²/2σ²)。Z=(100.020−100.000)/0.012=1.67で、正規分布表(上側確率)よりQ(1.67)≒0.047=約4.7%です。組合せは3です。

ステップ1:確率密度関数の形(ア)

正規分布の確率密度関数は、指数関数(exp)を使った形です。単なる2乗ではありません。

f(x) = 1/(√2πσ) · exp(−(x−μ)² / 2σ²)

これが「ア」に入る式です。exp(指数関数)が付いている選択肢を選びます。

ステップ2:Z値を求める(イ)

Z=(x−μ)/σ で標準化します。x=100.020、μ=100.000、σ=0.012を入れます。

Z = (100.020 − 100.000) / 0.012 = 0.020 / 0.012 = 1.67

ステップ3:正規分布表で上側確率を読む(ウ)

Z=1.67のとき、正規分布表(上側確率)でQ(1.67)を読みます。

Q(1.67) ≒ 0.047 = 約 4.7 %

ア=exp形の式、イ=1.67、ウ=4.7%で、組合せは選択肢3です。

この問題の典型ミス

確率密度関数を exp(指数関数)でなく単なる2乗の式と取り違えるのが定番のミスです。正規分布は exp(−(x−μ)²/2σ²) の形です。ここで選択肢が絞られます。

Zの計算で分母(σ=0.012)を間違えないこと。0.020÷0.012=1.67です。0.60などにならないよう注意します。

まとめ

令和5年 午前 No.5は、正規分布の式とZ値から確率を求める問題です。ア=exp形の密度関数、イ=Z=1.67、ウ=約4.7%で、組合せは選択肢3です。「Z=(x−μ)/σ」「正規分布表(上側確率)」を押さえます。

正規分布や標準化(Z値)は、独学だと式や表の読み方でつまずきやすいところです。体系立てて学びたいときは、通信講座のサンプル講義で流れを確かめる手もあります。

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参考(確認日:2026年7月11日)

  • 国土地理院「令和5年 測量士試験 問題及び解答例」午前 No.5(問題文・数表は要約引用、正解=3・数値は公表資料で確認)
  • 正規分布の確率密度関数・標準正規分布(Z=(x−μ)/σ・上側確率)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補・測量士試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。計算問題は各年度の問題・解答例とあわせて確認することをおすすめします。

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