初心者が学ぶ測量士補

初心者が学ぶ測量士補
  1. HOME > 測量士試験の対策 > 測量士の過去問解説 > 平成30年 > 午前 No.19(空中写真の地図上の長さ(48mm))

平成30年 測量士 午前 No.19の解説|空中写真の地図上の長さ(48mm)

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年 午前 No.19は、空中写真に写った駅の長さを地図上の長さに直す計算問題です。写真上の長さ → 実長 → 地図上の長さと、縮尺を2段階でたどります。

問題(平成30年 午前 No.19)

画面距離10cm、画面12,000×8,000画素、素子寸法6μmのデジタル航空カメラで、海面からの撮影高度2,200mで鉛直空中写真を撮影した。写真上で駅の長さを計ると1,000画素であった。この駅を1/2,500の地図にプロットすると、地図上の長さはいくらか。(駅は写真の短辺に平行、標高200mに水平)

選択肢:1. 43mm 2. 48mm 3. 53mm 4. 58mm 5. 63mm

答え=2(48 mm)

写真上の長さ=1,000×6μm=6mm。対地高度=2,200−200=2,000mで写真縮尺は1/20,000。実長=6mm×20,000=120m。1/2,500の地図では120÷2,500=0.048m=48mmです。

ステップ1:写真上の長さを出す

1,000画素に素子寸法を掛けます。

写真上の長さ = 1,000画素 × 6μm = 6,000μm = 6 mm

ステップ2:写真縮尺を出す

写真縮尺=画面距離÷対地高度。対地高度は撮影高度から対象の標高を引きます。

対地高度 = 2,200 − 200 = 2,000 m
写真縮尺 = 0.10 ÷ 2,000 = 1/20,000

ステップ3:実長 → 地図上の長さ

実長 = 6mm × 20,000 = 120 m
地図上(1/2,500)= 120m ÷ 2,500 = 0.048 m = 48 mm

選択肢2の48mmと一致します。

この問題の典型ミス

対地高度で対象の標高を引き忘れるのが定番のミスです。撮影高度2,200mは海面から。駅は標高200mにあるので、対地高度は2,000mです。ここを2,200mのままにすると写真縮尺がずれます。

素子寸法6μm=0.006mmの単位換算と、写真→実長→地図の2段階の縮尺を取りこぼさないこと。地図縮尺で割るのを忘れると48mmになりません。

まとめ

平成30年 午前 No.19は、写真上の長さを地図上の長さに直す計算問題です。①写真上6mm → ②写真縮尺1/20,000 → ③実長120m → ④地図上48mmで、答えは選択肢2です。「対地高度=撮影高度−標高」「縮尺は2段階」がコツです。

写真縮尺と地図縮尺の計算は、独学だと「対地高度」「2段階の縮尺」でつまずきやすいところです。体系立てて学びたいときは、通信講座のサンプル講義で流れを確かめる手もあります。

▶ アガルートの無料資料請求・サンプル講義を見る

料金・特典・講座内容は公式で要確認。

平成30年 測量士の過去問解説 一覧へ

参考(確認日:2026年7月11日)

  • 国土地理院「平成30年 測量士試験 問題及び解答例」午前 No.19(問題文・数表は要約引用、正解=2・数値は公表資料で確認)
  • 空中写真の縮尺(写真縮尺=画面距離÷対地高度・対地高度=撮影高度−標高)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

この記事を書いた人

初心者が学ぶ測量士補 編集部

測量士補・測量士試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。計算問題は各年度の問題・解答例とあわせて確認することをおすすめします。

おすすめ書籍

いちばんわかりやすい!測量士補 テキスト&問題集

いちばんわかりやすい!測量士補 テキスト&問題集

Amazonで見る 楽天で見る

午前は測量士補と範囲が重なります(テキストで基礎固め+過去問で腕試し)。価格・在庫は各ページで確認

測量士の通信講座

料金・特典は公式で要確認

Topへ >>

  1. HOME > 測量士試験の対策 > 測量士の過去問解説 > 平成30年 > 午前 No.19