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平成30年 午前 No.10は、GNSS測量から新点の標高を求める計算問題です。かぎは標高=楕円体高−ジオイド高。既知点のジオイド高と、その一様な傾斜から新点のジオイド高を出して標高に直します。
既知点A・新点BでGNSS測量を行い、A→Bの距離9,000.00m、新点Bの楕円体高55.20mを得た。新点Bの標高はいくらか。(既知点Aの標高20.60m・楕円体高58.80m、ジオイドはAからBへ距離1,000.00m当たり−0.02mで一様に傾斜、距離は楕円体面上の距離)
選択肢:1. 16.82m 2. 17.18m 3. 17.40m 4. 18.06m 5. 20.78m
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成30年 測量士試験 午前 No.10)。問題文・数表は要約。数値・正解は公表資料で確認しています。
ジオイド高Nは、楕円体高h−標高Hで出ます。
N_A = 楕円体高 − 標高 = 58.80 − 20.60 = 38.20 m
ジオイドはAからBへ、距離1,000mあたり−0.02mで一様に傾いています。A→Bは9,000mなので、
傾斜分 = −0.02 × (9,000 ÷ 1,000) = −0.18 m
N_B = N_A + 傾斜分 = 38.20 − 0.18 = 38.02 m
H_B = 楕円体高 − ジオイド高 = 55.20 − 38.02 = 17.18 m
選択肢2の17.18mと一致します。
傾斜の符号と距離の倍率を取り違えるのが定番のミスです。1,000mあたり−0.02m、9,000mなら9倍で−0.18m。符号(マイナス)と9倍を正しく反映します。
標高=楕円体高−ジオイド高の引く向きも注意。楕円体高からジオイド高を引くと標高になります。逆にすると値がずれます。
平成30年 午前 No.10は、GNSSの高さの関係を使う計算問題です。①N_A=h−H=38.20m → ②N_B=38.20−0.18=38.02m → ③H_B=55.20−38.02=17.18mで、答えは選択肢2です。「標高=楕円体高−ジオイド高」を軸に、傾斜でジオイド高を移すのがコツです。
高さの3種類(標高・楕円体高・ジオイド高)は、独学だと関係があいまいになりやすいところです。体系立てて学びたいときは、通信講座のサンプル講義で流れを確かめる手もあります。
料金・特典・講座内容は公式で要確認。
参考(確認日:2026年7月11日)
※ この記事の確認日:2026年7月
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答え=2(17.18 m)
標高=楕円体高−ジオイド高です。既知点Aのジオイド高38.20mに傾斜分−0.18mを足して新点Bのジオイド高38.02m、Bの標高=55.20−38.02=17.18mです。