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令和8年 午後 No.5(路線測量)の解説です。この記事では、計算の問A-3(精度管理表の較差の点検)を中心に扱います。中心杭間の距離について、座標から求めた計算値と現地の測定値の較差を出し、許容範囲と比べて合否を判定します。事前に必要な測量(問A-1)の答えもまとめます。
道路の新設のための路線測量で、中心杭を設置した。中心杭間の水平位置(距離)について、座標から求めた計算値と現地の測定値の較差を求め、許容範囲内かを判定する。
問A-3 精度管理表(水平位置・距離):No.3〜No.4は計算値20.586m・測定値20.588m・許容範囲0.020m、No.22〜No.23は計算値12.929m・測定値12.932m・許容範囲0.010m。それぞれの較差を求める。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和8年 測量士試験 午後 No.5 問A)。問題文・図・数表は要約。数値は公表資料で確認しています。
点検は較差=|測定値 − 計算値|を出し、許容範囲と比べるだけです。計算値は中心杭の座標から求めた距離、測定値は現地でTSにより測った距離です。
| 区間 | 計算値 | 測定値 | 較差 | 許容範囲 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| No.3〜No.4 | 20.586m | 20.588m | 0.002m | 0.020m | 合格 |
| No.22〜No.23 | 12.929m | 12.932m | 0.003m | 0.010m | 合格 |
較差はどちらも許容範囲内なので、点検は合格です。較差が許容を超えたら、その区間を再測します。
計算値と測定値のどちらを基準にするか迷って引く向きを間違えるのが定番ですが、較差は絶対値(|測定 − 計算|)なので符号は関係ありません。大切なのは、区間ごとに許容範囲が違う点(No.3〜4は0.020m、No.22〜23は0.010m)を取り違えないことです。
計算値は「中心杭の座標から求めた距離」、測定値は「現地でTSにより測った距離」です。両者がよく合っていれば、中心杭が設計どおりに設置できたと確認できます。
No.5は路線測量の総合問題で、問A-1(事前に必要な測量の選択)・問A-2(役杭・中心杭・引照点杭の作図)もあります。要点だけまとめます。
出典:国土地理院「令和8年 測量士試験 問題及び解答例」午後 No.5 問A(問題文・図は要約、答えは公表資料で確認)。
答え(先に確認)
問A-1(IP設置・中心線測量の前に現地で行う測量を2つ)番号2・3=電子基準点のみを既知点とする3級基準点測量/4級基準点測量 理由=IP設置・中心線測量は近傍の4級基準点以上を既知点とした放射法で行うが、地区A周辺に適当な基準点がないため、電子基準点から3級・4級基準点を新設する必要がある
問A-2(作図)主要点に役杭(●)、中心点に中心杭(◎)、役杭の亡失に備え建物以外の場所に引照点杭(■)を配置(図は原本参照)
路線測量・円曲線は令和5年 午後 No.5(円曲線の設計変更)、用地測量は用地測量の記事もあわせてどうぞ。
令和8年 午後 No.5の問A-3は、路線測量の精度管理表の点検。較差=|測定値 − 計算値|を出し、区間ごとの許容範囲と比べるだけです。No.3〜4は0.002m(許容0.020m)、No.22〜23は0.003m(許容0.010m)で、どちらも合格。「区間ごとに許容範囲が違う」がポイントです。
路線測量の点検や計算は、独学だと考え方がつかみにくいところです。体系立てて学びたいときは、通信講座のサンプル講義で解説の雰囲気を確かめる手もあります。
料金・特典・講座内容は公式で要確認。
参考(確認日:2026年7月12日)
※ この記事の確認日:2026年7月
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答え(先に確認)
問A-3 No.3〜No.4の較差=0.002m(許容0.020m内・合格)/No.22〜No.23の較差=0.003m(許容0.010m内・合格)