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令和4年 午前 No.4は、三次元の回転行列の問題です。z軸まわりの回転行列を手がかりに、x軸・y軸まわりの回転行列の組合せを選びます。
三次元直交座標系で、点(x, y, z)をz軸まわりに角φzだけ回転させた点(x', y', z')は、次の行列で表される。
Rz = [[cosφz, −sinφz, 0],[sinφz, cosφz, 0],[0, 0, 1]]
これを参考に、x軸まわりに角φxだけ回転させる行列 Rx と、y軸まわりに角φyだけ回転させる行列 Ry の組合せとして最も適当なものはどれか(回転の向きは図4に示す向き)。
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和4年 測量士試験 午前 No.4)。問題文・数式は要約、回転の向きは図4を参照してください。正解は公表資料で確認しています。
回転行列には、「回転軸の行・列は動かさず、残り2つの座標に同じ形の回転を当てはめる」という決まりがあります。
① z軸まわり(与えられた式)を観察する
Rzは、z(3番目)をそのまま残し(3行3列が1、他は0)、残りの (x, y) に [[cos, −sin],[sin, cos]]の2×2回転を当てはめています。
② x軸まわり Rx
x(1番目)を残し、残りの (y, z) に同じ2×2回転を当てはめます。
Rx = [[1, 0, 0],[0, cosφx, −sinφx],[0, sinφx, cosφx]]
③ y軸まわり Ry
y(2番目)を残し、残りの (z, x) に同じ2×2回転を当てはめます。x・zの並び順の関係で、符号の位置が Rx・Rz と入れ替わり、
Ry = [[cosφy, 0, sinφy],[0, 1, 0],[−sinφy, 0, cosφy]]
この Rx と Ry の組合せは選択肢4にあたります。よって正解は4です。
【覚え方】回転軸の番号の行・列は「1と0」で固定。残り2座標に cos・sin を置き、y軸まわりだけ sin の符号の位置が反対(cos, 0, +sin / −sin, 0, cos)になる、と覚えると迷いません。実際の符号(+か−か)は、図で示された回転の向きに合わせます。
参考(確認日:2026年7月11日)
※ この記事の確認日:2026年7月
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答え=4
Rx =[[1,0,0],[0,cosφx,−sinφx],[0,sinφx,cosφx]]、Ry =[[cosφy,0,sinφy],[0,1,0],[−sinφy,0,cosφy]]。この組合せである4が正解です。