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平成29年 午前 No.19は、写真地図(正射投影画像)の作成の正誤問題です。DTMの扱いと、正射変換で平面位置が正しくなる範囲で判断します。
次のa〜eの文は、写真地図の作成について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。
a. 建物の倒れ込みの影響が少ない写真地図とするため、隣接空中写真・隣接コースの重複度をできるだけ大きく撮影計画する。
b. DTMには、河川・湖沼・海水面などのすべての水部に−9,999mなど現実にない標高値を与える。
c. 植生が密生している地域の地表面の標高計測は、自動標高抽出より等高線法が適している。
d. DTMを使用して正射投影画像を作成すると、すべての地物が正しい平面位置に投影される。
e. DTMの点検は、無作為抽出した標高点をデジタルステレオ図化機で計測した値と比較する。
1. a,d 2. a,e 3. b,c 4. b,d 5. c,e
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(平成29年 測量士試験 午前 No.19)。問題文は要約。正解は公表資料で確認しています。
誤りはb・dで、公式解答は4です。
| 文 | 正誤 | ポイント |
|---|---|---|
| a | ○ | 倒れ込みを減らすため重複度を大きく撮影計画する。正しい |
| b | × | 水部にすべて−9,999mを与えるという扱いは誤り |
| c | ○ | 植生密生地は等高線法が適する。正しい |
| d | × | DTMによる正射投影で正しい平面位置になるのは地表面。建物など高さのある地物は倒れ込みが残るため「すべての地物」は誤り |
| e | ○ | DTMの点検はステレオ図化機の計測値と比較。正しい |
「DTMは地表面のモデル=高さのある地物は正射でも倒れ込みが残る」を押さえると、dが誤りと分かります。組合せは選択肢4(b・d)です。
参考(確認日:2026年7月11日)
※ この記事の確認日:2026年7月
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答え=4
間違っているのはb・dで、その組合せである4が正解です。a・c・eは正しい記述です。