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平成29年 測量士 午前 No.11の解説|GNSS水準測量の正誤

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平成29年 午前 No.11は、GNSS水準測量の正誤問題です。GNSSで得られる高さの種類と、標高を出すのに何が要るかがポイントです。

問題(平成29年 午前 No.11)

次の文は、GNSS測量機を用いた標高の測量(GNSS水準測量)について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。

1. GNSS水準測量ができるようになった背景に、GPS・準天頂衛星・GLONASS等の衛星測位システムの充実がある。
2. 既知点として、水準測量で標高が取り付けられた電子基準点を使用できる。
3. GNSS水準測量により得られる高さはジオイド高であるため、標高の算出には高精度な楕円体高が必要となる。
4. 電波の大気遅延が高さ方向の精度に影響するため、気象条件に注意する。
5. GNSS水準測量ではスタティック法により標高の測量を行う。

1〜5から選ぶ。

答え=3

誤りは選択肢3です。GNSSで得られるのは楕円体高で、標高の算出には高精度なジオイド高(ジオイド・モデル)が必要です。高さの種類が入れ替わっています。

各選択肢の正誤

誤りは選択肢3で、公式解答は3です。

選択肢正誤ポイント
1衛星測位システムの充実が背景。正しい
2水準測量で標高付与の電子基準点を既知点に使える。正しい
3×GNSSで得られるのは楕円体高。標高の算出には高精度なジオイド高が必要。高さの種類が入れ替わっており誤り
4大気遅延が高さ精度に影響。正しい
5スタティック法で観測。正しい

「GNSS=楕円体高が得られる/標高=楕円体高−ジオイド高」を押さえると、選択肢3の入れ替わりが見抜けます。

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参考(確認日:2026年7月11日)

  • 国土地理院「平成29年 測量士試験 問題及び解答例」午前 No.11(問題文は要約引用、正解=3 は公表資料で確認)
  • GNSS水準測量(楕円体高・ジオイド高・スタティック法・大気遅延)
初心者が学ぶ測量士補 編集部

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測量士補・測量士試験の用語・計算・法規を、国土地理院の公式情報と作業規程の準則に照らして整理しています。

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